という方におすすめの記事です。
この記事を読むと以下の点が確認できます。
CFDの特徴は?ルールはどうなってるの?
CFDって聞いたことはあるけど、どんな特徴があるんだろう・・・
と、思ったことは無いでしょうか?
この記事では、CFDの特徴がイメージできるようチェックしていきます。
最初にCFDの特徴(概要)をまとめておきます。
ほぼ24時間取引できる
対象:店頭取引、取引所取引
「広範囲の銘柄が、祝日を含めてほぼ24時間取引できる」
FXでは当たり前かもしれませんが、現物株式と比べるとメリットは大きいです。
※中には、ほぼ24時間取引ではない銘柄も含まれます。
仕事から帰ってきて夜間にトレードしたいけど、市場が閉まっている・・・
そんな悩みから解放され、好きな時間に取引できるのは魅力的です。
⇒自動売買をすると、ほぼ24時間取引のメリットがあります!
窓口が開いている時間が長いということは・・・
レートが動き続ける時間も長くなります。
つまり、自動売買で約定・決済される確率がUPするので有利です。
現物株式と同様に配当がもらえる
対象:取引所取引
「現物株式を持たなくても、CFDで配当がもらえる」
現物株式では「権利確定日」に株式を保有していれば配当がもらえますよね。
それが、株価指数CFDの「買い」でポジションを持っていれば、定期的に配当金がもらえちゃうんです。
(FXの高金利通貨のスワップポイントと同じく「おいしいやつ」なんです。)
しかも各指数の指定銘柄は多数あります。
そのため、現物の個別銘柄より、配当を多くの回数もらえるのは大きなメリットです。
※各株価指数取引では、配当相当額の他に金利相当額も発生します。
(金利は、「買い=支払い」「売り=受取り」となります。)
※ドイツDAXは、元々配当込みの指数のため別途配当はありません。
株価指数以外の金と原油については、金利相当額のみ発生します。
●店頭取引では配当はもらえるの?※GMOクリック証券の場合
店頭取引(GMO)の株価指数取引の原資産は「先物」のため発生しません。
※先物は金利と配当が含まれた価格であるため、純粋な指数に比べると若干の差があります。
又、先物取引に基づくため、限月を更新するたびに「価格調整金」が発生します。
レバレッジ取引ができる
対象:店頭取引、取引所取引
「限られた資金で効率よく運用する」
FXではお馴染みの「レバレッジ」取引。
もちろんCFDでもレバレッジ取引が可能です。
レバレッジ取引をすれば、資金効率を生かして大きな利益を狙うことができます。
※相場の状況によっては、損失が発生する可能性があります。
※日経平均が20,000円と仮定。
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・取引所取引(くりっく株365)
最小単位1枚の必要証拠金:136,330円(2020/6/1~6/5)
※くりっく株365の場合は、毎週証拠金基準額が更新されています。
本来の取引額⇒20,000円×100(最小単位1枚)=2,000,000円
2,000,000(本来の取引額)÷136,330(証拠金)=14.67
つまり、計算したタイミングのレバレッジは「14.67倍」となります。
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・店頭取引(GMOクリック証券)
最小単位1枚の必要証拠金:20,000円
※店頭(GMO)の場合は、固定でレバレッジ10倍となります。
本来の取引額⇒20,000円×10(最小単位1枚)=200,000円
200,000(本来の取引額)÷20,000(証拠金)=10
つまり、レバレッジは「10倍」となります。
最小単位の「×10」とか「×100」ってなに?
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原資産のレートに「×10」とか「×100」を掛けた価格を最低取引単位としていて、店頭取引と取引所取引では違いがあります。
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・取引所取引(くりっく株365)⇒「×100」で統一(金・原油含め)。
・店頭取引(GMOクリック証券)⇒銘柄によって異なる。
※原資産が高い金(ゴールド)は「×1」、逆に安い天然ガスは「×100」だったり様々です。
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取引しやすいように単位が調整されているようなイメージです。
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・具体例としては・・・
FXの「1,000通貨単位」や「10,000通貨単位」と同じコトです!
売りからでも取引できる
対象:店頭取引、取引所取引
「相場の流れにかかわらず、常に利益のチャンス」
相場は常に上下を繰り返しています。
「買い」で入って配当をゲットするのもいいですが・・・
下落局面では、積極的に「売り」の取引で利益を狙うコトもできるんです。
●現物株式とCFDを組み合わせて取引するってアリ?!
現物株式を保有しており、配当や株主優待をもらっている。
しかし、「下落局面になったら困るな・・・」
という場合は、CFDの売り取引で保険をかけるように「ヘッジ取引」をすることができます。
為替リスクなしで取引できる
対象:取引所取引
「リスク管理がとても分かりやすい」
CFDの原資産の多くは外貨(USドルやユーロなど)で取引されています。
そのため原則CFDの取引をするには、外貨の日本円レートを元に取引額の計算をする必要があるんです。
※計算例:NYダウが25,000ドル(ポイント)、1USドル=110円の場合
取引額合計⇒25,000×110=2,750,000円(※今回は最小単位の計算は省略)
実際レート確認は、リスク管理をするときに「見通しが立てづらい」のでやっかいなんです。
でも取引所取引(くりっく株365)では、すべての取扱銘柄にて為替リスクなしで取引できる仕様になっているんです。
これって地味にありがたいし、「分かりやすい」の一言に尽きます。
各指数のレート単位は原則「ポイント」で呼んでおり、1枚あたり1ポイント動くと100円の換算になります。
そのため、NYダウが25,000⇒25,100に上昇すると、10,000円の差額が発生します。
●間違いなく取引所取引の大きな特徴!
過去、2011年10月頃にドル/円は一時75円台まで円高が進んだことがありました。
2020年5月のドル/円が108円ぐらいなので、大きな差がありますよね。
これが、CFD取引のレート調整に関わってくると思うと、ゾッとしませんか?
そう簡単に為替レートは極端には動きませんが、海外原資産の指数を日本円で取引できるのは間違いなく「メリット」だと思います。
ここは、東京金融取引所のスゴイところです!
・店頭取引(GMOクリック証券)の場合
各銘柄ごと(原資産の通貨ごと)の、定期的に更新されている基準レートを元に取引額が計算されています。
※実際は計算された証拠金が、取引画面に表示されますのでご安心下さい。
投資家保護のロスカットシステム
対象:店頭取引
「ポジションごとに、ロスカットレートを管理できる」
FXでは一番馴染みのないシステムなので、しっかり押さえておきたいです。
通常FXであれば、口座に預けてある資金全額を元にして、保有ポジション数よりロスカットレートやレバレッジが自動的に計算されています。
※取引所取引(くりっく株365)もFXと同様の計算方法となります。
しかし、店頭取引(GMOクリック証券)では「セーフティバルブシステム(S.V.S)」が採用されており、損失の拡大を防ぐことができるようになっています。
出所:GMOクリック証券
つまり、投資家からすると「リスク管理の幅が広がった」ことになるので是非使いこなしたいですね。
●ロスカットラインの調整方法
新規ポジションを持った時に「ロスカットライン近いな・・・」と感じた場合には、「任意証拠金」を別途追加して、ロスカットラインを調整できます。
特に商品(金や原油など)は、元々レバレッジが20倍と高めなので、必要に応じて調整しておきましょう。
ロスカットレートは、新規約定時の約定価格とロスカット幅をもとに計算されます。
とりあえずポジションを持ちましたら、個別にロスカットラインをチェックしておきましょう!
ここまでCFDの特徴をチェックしましたが、いかがだったでしょうか。
今回は全体的にざっくりとしたイメージができれば大丈夫です。
他の記事を閲覧中に、不明な部分がつながってスッキリすることもあると思います。
慣れないうちは最小単位で取引して、感覚をつかんでいただくのがオススメです。
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