BLUE PROTOCOL公式配信「ブルプロ通信#6.1」まとめ【ブループロトコル#4】

BLUE PROTOCOL
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この記事では、2023年1月25日に配信されたブループロトコルの公式配信「ブルプロ通信#6.1」の内容をまとめています。
※最新のブルプロ通信まとめ記事は、「ブルプロ通信まとめ」「ブルプロの歴史やアップデート履歴」からご覧いただけます。

BLUE PROTOCOL公式配信「ブルプロ通信#6.1」まとめ

忙しい方向けに、最初に結論をお伝えします。

・ネットワークテストは3月下旬頃にやります。
・ネットワークテスト開始前に、ベンチマークソフトをリリースします。
・次の進捗情報は2月下旬頃に発表します。

ざっくりとした要点は以上となります。

これまでは、元気よく「ブルプロつうしん~~っ!」の掛け声で配信がスタートしていました。
しかし、今回はお詫び配信ということもあり、みなさん神妙な面持ちです。

ネットワークテストが延期になったことは既に公式HPにて発表がありました。
今回の公式配信では、その延期に至った経緯などが詳しく解説されました。

緊急の配信ということもあり、いつもの配信スタジオではなく、バンナム社内の会議室からの配信となりました。

元々、短い準備期間で身軽に会議室から情報発信できるよう、準備を進めていた。
本来なら、公式配信から生まれた疑問などを解消することを想定していた。
しかし、このような内容で臨時配信をすることになってしまい、非常に残念です。

ネットワークテストの延期について

まずは、延期になった原因や経緯についての説明がありました。
説明の要点は以下の通り。

・不具合の原因の特定はできている
・対応方法も確定している
・現時点で、根本的な対応が完了するのは2023年3月中旬頃を予定
・ネットワークテストの実施は2023年3月下旬頃の予定となる
・今後は2023年2月下旬頃に対応の進捗状況を報告予定
説明内容を聞いていると、「これまでの短期間でやるべきことはすべてやった。」
「今後も間違いのない対応を続けます。」との強い意志が伝わってくるようでした。

具体的な不具合の内容について

ここからは、何故ネットワークテストが延期になってしまったのか。
その具体的な原因と、今後の対応について詳細にお伝えしていきます。

ゾーンとチャンネルについてのおさらい

今回の不具合を理解するためには、ブルプロ特有のシステムについて整理しておく必要があります。
それは「ゾーン」と「チャンネル」についてのおさらいです。


まずは「チャンネル」の確認からです。
ブルプロでは、街やダンジョンなど、エリアごとに入れる最大人数が決まっています。
この最大人数の1つ1つのまとまりのことを「チャンネル」と呼びます。
※よくあるMMOの「チャンネル」とは、随分と概念が異なりますね。
チャンネル内にプレイヤーが増えて最大人数を超えると、自動的に新たなチャンネルが作られる仕組みになっています。


そして「ゾーン」のおさらいです。
ゾーンはロード(読み込み)不要で移動できるエリア単位のことを言います。
図のようにゾーンをまたいで移動すると、その時点でロードが発生する仕組みです。

ゾーンに入った時点で人数が多い場合は、新たなチャンネルが作られます。
つまり同じ場所(エリア)であっても、プレイヤーの人数次第でチャンネルが自動的に増えていくことになります。
また、ゲームの仕組みとして、それぞれのゾーンやチャンネルは別サーバとなっています。

ここまでがチャンネルとゾーンのおさらいとなります。

オートスケール管理

前回のブルプロ通信には無かった要素が出てきました。
それが「オートスケール管理」です。
前述しましたチャンネルとゾーンが土台となって、オートスケール管理が理解できます。
今回の不具合は、このオートスケール管理が密接に関わっています。

ここまでは、「人が増えたらチャンネルが増える」という説明でした。
しかし、一方的にチャンネルは増え続けるものではありません。
人の増減に伴って、自動的にチャンネル数を調整する機能として「オートスケール管理」が存在します。
このオートスケール管理が機能することによって、チャンネル数が適切に保たれます。

特定のゾーンで人が増える:チャンネルが増える
特定のゾーンで人が減る:チャンネルを減らす

というようなイメージで、目に見えないところで常にエリアごとのチャンネル数が増減します。

今回のトラブルの原因

ここからが本題です。
今回の不具合の原因についてです。

以下が「不具合の発生する条件」となります。
・PTを組んでいる
・オートスケール管理により、チャンネル数の増減が実施された

このチャンネルの増減のタイミングで、不具合が確認されたようです。

以下が「具体的な不具合の内容」となります。
・PTを組んでいるのに、チャットやミッション申請ができない症状が発生。

オンラインゲームで、PTメンバーとチャットなどができないのは「致命的な問題」と言わざるを得ません。
そのため、正式サービスを前提としたネットワークテストをやっている場合じゃなかった。というワケですね。

そしてこの不具合を改善するには、根本的に技術的な修正が必要であることが判明します。
ここまでが不具合の詳細についてです。

これまでの対応の経緯について

不具合が確認されてからの対応について、時系列で説明がありました。

・経緯の概要
12月中より不具合の対応を進めていた。
さらに、これまで以上に人数を増やしてのテストプレイも実施した。
デバッカーはもちろん、開発メンバー、その他社内の人間を総動員してテストをした。
この時点では、年末年始で不具合の対応が完了すれば、予定通りネットワークテストを実施できる望みがあった。
しかし、年明けのテストでは新たな問題が確認されたため、予定通りにネットワークテストをするのが困難となってしまった。

延期の発表が直前になった理由は、「ギリギリまで対応をしていた」からだったんですね。
まさか、正月休み返上で必死に対応していたとは想像もできませんでした。

ベンチマークソフトの進捗情報

ここまでの内容で配信は終了・・・
としたのでは、視聴者に申し訳ない!ということで「おみやげ」情報がありました。
それは、「ベンチマークソフト」についての進捗情報でした。

・ベンチマークソフトの開発とデバックは、ほぼ完了
・今はインストーラを作って、仕上げをしている段階
・今後はWebページで、使い方やスコアの確認方法などをお知らせ予定
・2月下旬のブルプロ通信にて機能を紹介したい
・ネットワークテストの前にリリース予定

という状況です。
リリースされたら是非試してみたいですね。
今後の業界での、定番ベンチマークになれるのかも注目です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
お詫びのための配信は、運営側としても「悔しかった」と思います。
しかし正直な状況説明と、今後の道筋を説明する姿に信頼感を覚えたのは、筆者だけではなかったと思います。

よく「ピンチはチャンス」という言葉を聞く機会があります。
今回のトラブルは、間違いなくピンチです。
しかし、ここで誠意のある「ユーザーと向き合う姿勢」を示した運営には、期待が持てると筆者は感じました。

何か問題があったときに「誤魔化して逃げる運営」が良いのか「真摯にユーザーと向き合う運営」が良いのか・・・
答えは言うまでもありませんね!
その点では、ピンチをチャンスにできる要素があります。
ここで不具合を改善し、正式サービスインできれば、安心してゲームを楽しめる!
今はそう信じて次回の配信を待ちたいと思います。

今回はここまでとなります。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良いブルプロライフを!(まだ始まっていませんが・・・笑)

この記事で使用している画像は「株式会社バンダイナムコオンライン」「株式会社バンダイナムコスタジオ」に帰属しております。
©BANDAI NAMCO Online Inc. ©BANDAI NAMCO Studios Inc.

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