今回は、BLUE PROTOCOL(ブルプロ)の改善案として、定期開催のフォトコンテスト(仮)を提案したいと思います。
【ブルプロ改善案】定期開催『フォトコンテスト(仮)』の実装について
最初に、この記事の目的をお伝えします。
・開発リソースは、少なめで済むよう意識する。
・SS勢のやりがいや、目標になるコンテンツを設ける。
今回は写真好きユーザー向けのコンテンツです。
攻略勢向けには、EXラッシュバトルやTA/SAなどのコンテンツが存在します。
しかしSS勢が目標にするコンテンツは、少ないのが現状です。
SNSなどを見ていると、ブルプロで写真撮影をして、楽しんでいるユーザーを多く見かけます。
これを見て「日常的にSS勢が目標にできるコンテンツがあってもよいのでは?」と感じました。
そこで、写真好きのユーザーが取り組めるコンテンツを提案します。
実際どんなコンテンツなのか、詳しく説明させていただきます。
運営主導のSSコンテストとの共存についても、後述させていただきます。
定期開催の『フォトコンテスト(仮)』の概要
まずはフォトコンテスト(仮)の概要を、確認していきましょう。
・フォトコンテスト(仮)は、常設であり定期開催される。
・開催周期は1ヶ月単位とし、毎月実施される。
・1番の特徴は「ユーザーが投票」することにある。
・1アカウントにつき、エントリーは1作品まで。
・1アカウントにつき、投票できるのは1票のみ。
・上位10作品にノミネートされると、ささやかな報酬が得られる。
・投票すれば、ささやかな参加賞が得られる。
進行スケジュール例は以下の通り。
1週目:エントリー期間。
2週目:予選投票期間。
※2週目終了時に、得票上位10作品が「ノミネート」される。
3週目:決戦投票期間。
4週目:結果発表。月間グランプリ、月間準グランプリが発表される。
※ノミネートされた10作品は、翌月ゲーム内サイネージに掲載される。
そして、年に1回、年間グランプリを決める投票が行われる。
※仮に1月実施とします。(12月はクリスマスがありますし、参加者が増えそうなので。)
前年の2月~12月の各グランプリ+準グランプリの22作品が対象。
1週目:投票期間(予選投票なし)
2週目:年間グランプリ、年間準グランプリの発表(一旦ココマデ)
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3週目:世界の各サーバーごとの年間グランプリ、年間準グランプリで決戦投票
4週目:年間のワールドグランプリの発表
※3週目以降は様々なハードルがあるため、長期的な視野に入れて要検討。
以上が概要となります。
定期開催によって、サイネージが毎月変更されることになります。
エントリーしていない人も、毎月観て楽しめます。
もちろんSS勢にとっては、サイネージに掲載されることは目標であり「憧れ」でもあると思います。
仲間内だけで楽しむのもアリと思いますが、定期的に目標があるとSS勢にとっていい刺激になると考えていますが、いかがでしょうか?
運営主導のSSコンテストと比較してのメリット/デメリット
冒頭で少し触れましたが、既に運営主導のSSコンテストがあります。
ここからは、それでもなぜ定期開催を提案するのか、共存をどうするのかについて整理します。
端的に、両者を比較すると分かりやすいと思います。
運営主導と定期開催の、メリット/デメリットは以下の通り。
・運営主導のコンテストのメリット/デメリット
メリット:発表されたテーマに沿って投稿できる。
メリット:ブルプロを盛り上げたい時期を狙って開催できる。
デメリット:開催が不定期であり、運営の手間(負担)がかかる。
デメリット:審査の基準や方法などが不明確。
・定期開催のコンテストのメリット/デメリット
メリット:原則自動運用のため、ランニングコスト(リソース)で有利。
メリット:投票者はユーザーのため、透明性を確保できる。
デメリット:システム構築のため、イニシャルコスト(リソース)が発生する。
デメリット:不正対策などの課題の精査が必要。
上記の通り、両者にはメリット/デメリットが存在します。
これらを並行して運用すれば、デメリットをフォローできますし、SS勢の活躍の場も増えると思います。
参加方法や条件、ルールなど
ここからは、実際の参加方法や条件などについて触れていきます。
実装するにあたり、問題になりそうな点についても隠さず掘り下げていきます!
利便性が高いのに、越したことはありません。
エントリーや投票は、ゲーム内のメニューからできた方が良いでしょう。
新たに項目を作るとゴチャゴチャ感が出てくるので、仮にコミュニケートからの分岐を提案します。
前述した通り、投票は2段階式で行われます。
予選投票では多数のエントリーが予想されるため、利便性を重視したUIが求められるでしょう。
多くの作品をサクサク確認するために、1画面に多く表示できるのが望ましいです。
サムネ風に一覧のようにすれば、ストレスなく確認できると思います。
場合によっては画像のみにして、クリックして拡大した時に、詳細が表示される仕様でも良いと思います。
気になる作品があれば、クリックして拡大表示します。
そこで気に入れば、表示された「投票」をクリックして一票を投じます。
決選投票では作品が絞られますので、予選の時より画像を大きくするなど工夫の余地があります。
また作品と共に表示する内容は、投稿者に加えて「所属チーム名」を入れるのがおすすめです。
理由はSS好きなプレイヤーが、所属チームを探す際に有力な参考情報になるからです。
もちろんノミネートされたりグランプリになれば、チームの名声も高まります。
チーム側にとっても、SS好きなプレイヤーの獲得に向けて、アピールできる効果が生まれます。
参加条件やルール、不正対策など
ここからは実装に当たって、問題になりそうな部分を整理していきます。
ユーザー主導のコンテンツを構築するのは、カンタンではありません。
・参加条件は「クラスレベル50以上」とする。
※レベル50が受託条件のチュートリアルクエストを設けるなど。
※クエストを完了すると、メニューでフォトコンテストが解放される。
レベル50にした理由は、複数アカウント作成による不正投票防止です。
メインアカウントであれば、1つのクラスを50まで上げるのは、それほど苦では無いと思います。
しかし、得票数を稼ぐために50まで上げるのは、相当な労力でしょう。
不正をゼロにはできませんが、影響は限定的になります。
・一旦投票した後にキャンセルは可能。しかし、再投票には1時間のCTを設ける。
理由は、サーバーへの負荷を軽減するためです。
・エントリー数に制限を設けるべきか、要検討。
同じくサーバーへの負荷を、軽減するのが目的です。
制限数以上のエントリーがあった場合は、予選投票前に抽選にするのが妥当と思います。
※エントリー数の上限は、暫定的に1,000作品にしてはいかがでしょうか。
(上限数は非公表でも良いと思います。)
・不適切な作品のエントリーを防止する方法。
難易度が高い問題です。
運営主導のコンテストであれば、すべての作品を運営部門でチェックするため問題になりません。
しかし、自動システムでエントリーされた場合は、トラブルの原因になる可能性があります。
例えば、公序良俗に反すると思われる内容や、過度に加工された作品など。
これらを自動チェックするのは、ほぼ不可能です。
そのため、以下の方法にて「フィルター」を設けての運用を提案します。
・エントリー期間中に運営部門にてチェックし、不適切な作品を除く。
・上限数を理由に「抽選」で不適切な作品を除けば、体裁的にも問題なし。
安定的な運用をするために、ある程度の人的リソースが必要になるのがネックになりそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は定期開催のフォトコンテスト(仮)についてお届けしました。
個人的な思いつきで書いてしまいましたが、魅力的だと思える部分もあれば、課題(ハードル)になりそうな部分も見えてきました。
ただ、ブルプロの大きな魅力はグラフィックなので、その魅力を活かせるコンテンツが増えたらいいなぁと率直に思います。
仮に、ノミネートされた作品を公式SNSに掲載すれば、定期的にブルプロの魅力を発信できる「武器」になれると思います。
掲載されたユーザーも、ブルプロ通信の冒頭で紹介されるのとは違った喜びや満足感を味わえるのではないでしょうか。
この定期開催のコンテストが実現すれば、他のタイトルがやりたくても出来ない、こだわりのフォトモードを有するブルプロならではのコンテンツになるのではないでしょうか。
ブルプロの素晴らしいグラフィックを発信すれば、きっと新規ユーザー獲得にもつながると思います。
今回はここまでとなります。
拙い文面を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が、ブルプロの未来に少しでも貢献できればうれしく思います。
※前回に続き、この記事の内容はブルプロ公式のお問い合せ窓口より提案しております。
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