レザー釉薬(ゆうやく)は、読み方が難しい時点で敬遠したくなるかもしれません。
しかし、金策をするなら出来るだけ幅広く情報を集めておきたいです。
そこで今回は、レザー釉薬の作り方を含めて、その魅力に迫っていきます。
【決定版】レザー釉薬の作り方と使い道(金策)
今回の主役はこちら。
レザー釉薬は単体でも価値がありますが、さらにひと手間加えると需要の高いアイテムが作れたりします。
魅力的なレザー釉薬ですが、行き当たりばったりでは素材集めに苦労するかもしれません。
ポイントは1次素材から取引所に左右されず、計画的に確保できるかだと筆者は考えています。
この記事では以下の流れで進めていきます。
・レザー釉薬の需要を確認する意味で、レザー釉薬から作れるものをチェック。
・レザー釉薬の作り方と必要素材の入手方法を整理。
・実際にレザー釉薬を作ってみた。
・レザー釉薬で戦略的に金策するために。
レザー釉薬の使い道
まずは、レザー釉薬を使うと何を作れるのか整理しておきます。
大きく分けると・・・
・レザー釉薬を使って直接作れるもの。
・レザー釉薬で作った材料を元に作ったもの。
いずれにしても「レザー釉薬」が無ければ作れないものをご紹介します。
ただ、作成できる品数はものすごく多いので、筆者が独断で2023年3月時点(記事作成時)で需要が高くて作る価値があるものに絞っています。
レザー釉薬から作れる主な皮製品と相場
一覧のとおり、最上級の皮系製品だけで8種類もあります。
しかし、すべての製品に需要があるわけではなさそうです。
ポイントは、最上級の各皮製品から作れるモノに価値があるのか。
ということになると思います。
特にオススメなものは★マークを付けています。
★最上級のソフトレザー
★最上級のハードレザー
・最上級のヘビーレザー
・最上級のシンレザー
・最上級のカラフルフェザー
・最上級のライトフェザー
※最上級厚い毛皮と最上級豪華な毛皮は、金策には不向きと思われるため非推奨。
マノス馬鞭
ここからはレザー釉薬が材料に含まれて、さらに需要が高いアイテムを確認していきます。
最初は、幅広い冒険者に人気のアイテムです。
黒い砂漠をプレイする上で、「馬」はほぼすべてのプレイヤーがお世話になると思います。
マノス馬鞭は、馬の自動移動最高速度が50%も上昇する素敵アイテムです。
しかも、無強化で効果が発揮されるのもウレシイところ。
マノス馬鞭を作るには、レザー釉薬が材料となる「最上級のハードレザー」を15個使用します。
馬鞭の入手方法はいくつかありますが、レザー釉薬の需要は一定数あると思います。
グランベルの馬具
グランベルの馬具は、調教コンテンツをするには有用なアイテムと言えるでしょう。
さらに上位の装備がありますが、入手難度が異なるため一定の需要があると思われます。
材料の一部に、レザー釉薬から作る、以下の皮製品が含まれています。
・グランベルの革馬鎧:最上級ソフトレザーと、最上級ハードレザー各×15個
・グランベルの革鞍:最上級ソフトレザーと、最上級シンレザー各×10個
・グランベルの革鐙:最上級ヘビーレザー×10個
・グランベルの羽馬面:最上級ライトフェザーと、最上級ハードレザー各×10個
クログダルの鞍
レザー釉薬は、最高峰の馬具であるクログダルシリーズでも必要とされます。
クログダルの鞍(くら)各種を作るには、最上級ソフトレザーが大量に必要です。
クログダルの鞍-大地:最上級ソフトレザー×250個
クログダルの鞍-風:最上級ソフトレザー×250個
クログダルの鞍-海:最上級ソフトレザー×250個
完成品は、風の価格が突出して評価が高いですね。
セットボーナスの能力が影響していると思われます。
クログダルの鐙
馬鎧につづいて鐙(あぶみ)でも、レザー釉薬が大量に用いられます。
クログダルの鐙-大地:最上級ハードレザー×200個
クログダルの鐙-風:最上級ハードレザー×200個
クログダルの鐙-海:最上級ハードレザー×200個
クログダルの鞍と鐙の必要材料を確認して分かったことがあります。それは・・・
「最高峰の馬具を手に入れたくば、大量のレザー釉薬を確保せよ。」ということは間違いありません。
クログダルの馬具各種は作るのが大変なので、完成品は滅多に取引所に出品されません。
ということは、消去法的に大量のレザー釉薬が必要となるワケです。
グリフォンのヘルム
レザー釉薬の魅力は、まだあります。
根強い人気のボス装備であるグリフォンのヘルム。
全抵抗が5%付いているのがポイントが高いですね。
グリフォンのヘルムの材料には大量の皮製品が必要です。
もちろんその皮製品を作るには、レザー釉薬が必要となります。
グリフォンのヘルム:最上級ハードレザーと、最上級カラフルフェザー各×120個
レザー釉薬の作り方と必要素材
ここからはレザー釉薬の作り方について確認していきます。
必要素材は以下の4点。
各素材の入手方法について順番にチェックしていきましょう。
「澄んだ液体試薬」「闇の粉末」「カエデ樹液」「狩猟の痕跡」でもOKです。
※異なるのは「痕跡」だけですね。
澄んだ液体試薬の入手方法
澄んだ液体試薬は錬金で作ります。必要素材は・・・
塩、精製水、黎明草、雑草の4種類。
塩:各村の旅館NPCから買えばOK。
精製水:川からビンで採集後、選別加工で手に入る。
しかし、手間がかかるためNPC買いが妥当(少々値段が高いが・・・)。
購入ポイントは砂粒バザールのNPCワイダーがオススメ。(アレハザ村は遠い・・・)
黎明草:労働者で生産できるが、NPCから買えるのでNPC買いがオススメ。
購入できるNPCは複数ありますが、具体例としてNPCニヴェスを挙げます。
ニヴェスはカルフェオン北西のスラム街にいます。
作る分だけまとめ買いしておきましょう。
雑草:草などから直接採取(素手)や取引所でも購入できるが、直接採取はまとまった数を手に入れるのが大変で、取引所はなかなか買えないし単価が高いです。
そこで、栽培(家庭菜園)をオススメします。
別途「種」が必要ですが、料理や錬金の素材が手に入るため一石二鳥です。
また、栽培管理をするサブキャラがいれば、手入れもしやくす安定供給が見込めます。
大きいフェンスを10個レンタルしてコショウやたまねぎなどの香辛料系の種を植えると、すぐに害虫等が発生して手入れが必要になります。
手入れするごとに雑草などが手に入り、栽培熟練度アップにも貢献できます。(フェンスのレンタルには貢献度を結構使いますのでご利用は計画的に・・・)
闇の粉末の入手方法
闇の粉末:労働者派遣か、取引所で買い注文を入れる。
そこそこ流通量はあると思いますので、取引所で買ってもよいと思います。
労働者派遣についても触れておきます。
ポイントは複数ありますが、具体例として「海岸の崖」があります。
場所はバレノス地方のベリアから西方面です。
採鉱にて「副産物」として獲得できます。
もう1ヶ所確認しておきます。
セレンディア地方、ハイデルの北方面にある「ハイデル北部採石場」です。
こちらも採鉱にて「副産物」として獲得できます。
カエデ樹液の入手方法
カエデ樹液:労働者派遣か、直接採集、または取引所で購入。
カエデ樹液は入手方法が結構豊富です。
面倒なら、取引所で買ってもOKと思います。
継続生産する予定があるなら、労働者派遣でコツコツ集めましょう。
また、急ぎで取引所にも無い場合は、直接採集も有効です。
労働者派遣場所から確認しておきましょう。
場所はセレンディア地方のハイデルより南東方面にある「廃城跡」です。
伐採にて「副産物」で獲得できます。
直接採集する場所についても見ておきましょう。
場所は、セレンディア地方のハイデルより南西方面です。
狩り場のオークキャンプより、西側付近となります。
飛翔の痕跡の入手方法
飛翔の痕跡:狩り場でドロップを狙うか、労働者で生産。※取引所購入はキビシイ。
材料4種類の中で、一番苦戦するのが恐らく「飛翔の痕跡」です。
とにかく、大量入手・生産するのが困難な素材です。
順番に入手方法について整理していきます。
大きく分けると狩り場か労働者になりますが、まず狩り場から見ていきましょう。
ドロップする狩り場は複数ありますが、2か所ご紹介します。
1つめ。「ソサン駐屯地」です。
場所は、メディア地方の北東方面にあります。
適正レベルが低めで狩りはしやすいですが・・・
金策としては魅力がないので、痕跡目当てで狩りをするにはキツイ印象です。
2つめ。「ナバン草原」です。
場所は、カーマスリビア地方の知恵の古木より西側にあります。
MP無限ポット「オウダーの精霊水」の素材が掘れる狩り場です。
しかし、ここも金策としては魅力がぜんぜんありません。
苦行となるため、狩りで素材を確保するのは難易度高めと思います。
そのため結局、労働者派遣が妥当なところでしょうか。
場所は、バレノス地方のベリアより南西方面にある「古代の石室」です。
というか、ゲームスタートの場所ですね!
発掘にて「副産物」として獲得できます。
ここでの生産活動では、ポイントは大きく2つ。
1:可能な限り「職人ゴブリン」が望ましい(発掘は1回当たり時間がかかるため)
2:副産物のため、「拠点レベル」をできるだけ上げておきたい。
1は、単純に作業速度が早い労働者を配置すればOKです。
2の副産物については、別途詳細に解説していきます!
狩猟の痕跡の入手方法
もう1通りのレシピで使う、狩猟の痕跡についても触れておきます。
※飛翔の痕跡と狩猟の痕跡は、どちらか集中して集めたほうが効率が良いと思います。
狩猟の痕跡:狩り場でドロップを狙うか、労働者で生産。※取引所購入はキビシイ。
狩猟の痕跡は、飛翔の痕跡と違って「狩り場でのドロップ」が狙いやすいです。
狩り場を2箇所ほど確認してみましょう。
1つめ。「ケンタウロスの群れ」です。
場所は、バレンシア地方の砂粒バザールより西側方面にあります。
ケンタウロスは「ガラクタアイテムの単価が高い」です。
そのため、レベリングを兼ねて金策も成り立ちます。
金策のついでに狩猟の痕跡も狙うのは、アリだと思います。
2つめ。「マンシャウムの森」です。
場所はカーマスリビア地方の知恵の古木より北西方面にあります。
マンシャウムは「ガラクタアイテムの単価高め」「お宝アイテムがドロップする」「MP無限ポット(オウダーの精霊水)の素材が掘れる」など、いいことずくめです。
さらに、「カプラスの石」も頻繁にドロップするため「超優良」な狩り場と言えるでしょう。
※装備は、トゥバラが全身完成していれば十分通用します。
マンシャウムの森については、別記事にて詳しく解説しています。
狩り場:マンシャウムの森まとめ
狩り場でドロップを狙うのは、時間に余裕がないと難しいです。
そのため労働者の派遣ポイントも確認しておきましょう。
場所は、セレンディア地方ハイデルより真南にある「グリッシー廃墟」です。
発掘にて「副産物」として獲得できます。
もう1ヶ所。
セレンディア地方ハイデルより、すぐ西側にある「リンチ農場廃墟」です。
発掘にて「副産物」として獲得できます。
リンチ農場廃墟では、金属溶解剤の材料である「野蛮の痕跡」も獲得できるのでオトクです。
労働者生産の「副産物」と「拠点レベル」について
飛翔の痕跡や狩猟の痕跡を効率よく獲得するための重要なポイントとなります。
※野蛮の痕跡以外の副産物の入手においても重要な知識です。
まず、副産物について確認をしていきます。
労働者が各地で生産する際、「主産物」と「副産物」に分けられます。
主に最初に記載されているものが主産物、後に記載されるものが副産物となります。
生産拠点を表示して、生産ポイント(アイコン)をマウスでポイントすると生産される対象アイテムが表示されます。
下の例ですと、上の3種類が主産物で下の2種類の痕跡類が副産物の扱いになります。
※労働者の生産活動後の獲得数で判断できます。
仮に、前述しました「鉄鉱石」の場合ですと分かりやすいです。
最初の鉄鉱石が主産物で、後の炎の粉末や闇の粉末が副産物となります。
そして、ルールとしては副産物は主産物より獲得数が少なく設定されています。
極端に言うと、副産物の獲得がゼロ。ということも珍しくないのです。
ただ、それでは痕跡類のストックが貯まらず、レザー釉薬の安定生産ができません。
そこで「拠点レベル」の話がでてきます。
実は、拠点レベルは2種類存在します。
1:狩り場のドロップ率アップのための拠点レベル。
2:労働者生産の副産物の獲得数アップのための拠点レベル。
まずはこの2点を間違いなく見分ける方法について整理しておく必要があります。
1つめ。狩り場のドロップ率アップ
各拠点をクリックすると、その「拠点の名称」が表示されます。
例でいくと、「リンチ農場廃墟」ですね。
この状態で画面左の「拠点投資」で行動力を投資するとレベルが上がっていきます。
2つめ。労働者生産の副産物獲得アップ
1つめの表示から、発掘のアイコンをクリック。
すると、拠点の名称が「発掘」に変わったのが確認できます。
この状態で「拠点投資」で行動力を投資していくと、1つめとは別カウントで拠点投資されるしくみになっています。
今回は発掘の副産物である野蛮の痕跡が目当てですから、「発掘」になっていることを確認しつつ、拠点投資をしていきます。
拠点レベルは最大で20まで上がります。
ただ、レベルが上がるごとに上げづらくなってくるため、20にするのは簡単ではありません。
とりあえずレベル5ぐらいまで上げると、1の時に比べて体感的に獲得数が変わります。
特に痕跡系がゼロで終わる回数が目に見えて減るので、是非とも拠点投資してレベルを上げておきたいです。
レザー釉薬を作ってみた
素材が揃ったら、せっかくだし作ってみよう!
ということで、今回は500セットだけ作ってみました。
※参考ですが、作成時の錬金熟練度は708です。
自宅に錬金道具をセットしたら、素材4種類をバッグに入れます。
1回当たりの必要素材は以下の通り。
澄んだ液体試薬:1個
闇の粉末:2個
カエデ樹液:3個
飛翔の痕跡:3個 ※(狩猟の痕跡でも可)
各素材を個数含め間違いなくセットしたら、錬成を開始しましょう。
一旦開始すると、錬金道具の耐久値がゼロにならなければ最後まで作り続けてくれます。
そして、結果が出たようです。
500回錬成した結果は・・・
副産物を含めてこんな感じ。
メインのレザー釉薬は795個でした。
※1回当たり1.59個。
レザー釉薬で戦略的に金策するために
さいごに、レザー釉薬で効率よく金策するための考え方について、まとめておきたいと思います。
まずは選択肢を考えてみます。
1:レザー釉薬のまま販売する。
2:取引所で出品数が少ないモノに加工して販売する。
などが挙げられると思います。
1のレザー釉薬のまま販売するのはもちろんアリだと思います。
金策するためにどのぐらいの手間をかけるのか「費用対効果」を考慮するのはとても大事です。
いくら高値で売れるからといって、本来別コンテンツで遊びたいのに金策のために時間を費やしてしまっては本末転倒です。
このあたりのバランスを考えて、レザー釉薬のまま販売するのは有効な方法の1つです。
2の出品数が少ないモノについては、例えば最高峰馬具のクログダルシリーズは、取引所の在庫がほぼありません。
そのため、その材料となる皮製品を加工して出品する。という作戦です。
対象となる品は「最上級ソフトレザー」と「最上級ハードレザー」です。
それぞれクログダル馬具を作るために、大量に必要となります。
この方法は、レザー釉薬以外に加工する素材が必要となります。
自力で採掘、労働者生産、取引所購入と、ここでもいくつか選択肢があります。
試しに単発でやってみる場合は、取引所で素材を購入してもいいでしょう。
その後、たしかな手応えがあって本格的に取り組む場合は拠点接続して・・・という選択肢もありだと思います。
ここでも費用対効果の考えになろうかと思います。
ご紹介した方法は、あくまで参考例でしかありません。
これら以外にもアイデア次第で金策を有利に進められると思います。
今後のアップデートによって、思わぬアイテムに需要が発生するかもしれません。
それらの変化も楽しみながら、マイペースで金策していただければ幸いです。
今回はここまでとなります。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良い黒サバらいふを!
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また、当コンテンツは「(株)Pearl Abyss」が定めるファンコンテンツガイドに基づいて作成されています。