デュアルモニターのやり方とメリットの高い配置を検証してみた

PC関連
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広くて使いやすい作業スペースを確保したい・・・
オンラインゲームをプレイしながら、Discordや調べ物のウインドウを開きたい・・・
ぼんやりとそう考えながら、長年デュアルモニターを使ってきました。
そこで今回は、デュアルモニター(デュアルディスプレイ)のメリットを、最大限に活用できる配置を検証してみました。
基本的な設定についても触れていますので、ご安心ください。

デュアルモニターのやり方とメリットの高い配置を検証してみた

最初に結論からお伝えしますと・・・
デュアルモニターは、とてもメリットが高い。
サブモニターを「横置き・縦向き配置」すると、視認性と利便性が両立できる。
この記事の要点はざっくりこんな感じです。

配置の検討をするきっかけ

今回は、「オンラインゲーム」「ブログ記事などの作業」が主な用途の目線で検証しています。

これまでの数年間は、「縦置き」のデュアルモニターを利用してきました。
そこへ、新しくモニターを1台購入しようかというタイミングで、せっかくだからベストな配置をあらためて検討してみよう!という流れになりました。

デュアルモニターのやり方

ここで、念のためにデュアルモニターのやり方を整理しておきます。
特別な準備は不要なのでご安心ください。
※画面はWindows10で操作しています。

まずは、PC本体にモニターを2台接続します。
グラボがあればグラボに接続。
そうでなければマザーボードに直接接続します。

接続端子としては、2023年1月現在では「DP(ディスプレイポート)」か「HDMI」が主流となっていますね。
新規で購入する場合は、恐らくいずれかだと思います。
ただ、VGAやDVIもまだ見かけますので、PC本体とモニターの端子が合わない場合は変換コネクタを探して解決する方法もあります。
古いモニターを有効活用する場合は変換コネクタに助けられる場面もあるかもしれません。

PCとモニターの接続ができましたら、操作(設定)していきます。
設定はWindowsに備え付けのメニューからできちゃいます。

・デスクトップの任意の場所で右クリック。
・メニューより「ディスプレイ設定」をクリック。

すると、ディスプレイ設定の画面が表示されます。
この画面で一通りの設定をしていきます。

「ディスプレイの配置を変更する」の下にある図は、Windowsが現在認識しているモニターの状況です。
サンプル図では2台のモニターが認識されており、色が変わっている「1」のモニターが選択されています。

配置変更をする場合は、操作はとてもシンプルです。

・場所を変更したい番号のモニタをクリック(選択)する。
・選択したモニターをドラッグして位置を調整する。

これだけです。
直感的で分かりやすいですね。

ちなみにどっちのモニターなのか判別する方法はあるの?

どちらか不明になった場合は「識別」をクリックすると、それぞれのモニター画面に「1」や「2」と大きく表示されるので、確認のために活用しましょう。

各モニターの位置調整以外ですと、「解像度」と「画面の向き」の設定を確認しておくと良いと思います。

位置調整したところから下にスクロールすると、その他の項目が表示されてきます。
注意点としては、上の図で選択しているモニターの状態が表示されるところです。
事前にどちらのモニターの設定を確認/変更するのかチェックしておきましょう。


ディスプレイの解像度:そのモニタの最大解像度(推奨)がおすすめ。
画面の向き:実際に設置しているモニターの向きと合わせて設定します。
※例えばサブモニターを縦置きしたら、画面の向きも「縦」に変更します。

その他の設定は、特にこだわりがなければデフォルトのままでOKです。
設定については以上となります。

デュアルモニターの配置について

ここからはデュアルモニターの配置についてお伝えしていきます。
大きく分けますと、「縦置き」と「横置き」があります。
それぞれを試してみて感じたことを整理してみます。

縦置きのメリット・デメリット

筆者が実際に数年間利用していた配置です。
モニターアームに固定して、上下に配置しています。
慣れ親しんだ配置ですが、たびたび気になることがありました。

それは「首が疲れる」のです。
サブモニターは明らかに高い場所にあるので、意識的に目線を上げます。
その時に、首も上向きに動かす必要が出てきます。


これが地味に負担になっていたようです。
数時間もデスクで作業をしていると、何故か疲労感が高く首がこりやすいな・・・
と思っていましたが、恐らく縦置きの弊害だと思います。

ただ、縦置きは「場所を取らない」という大きなメリットがあります。
横幅が実質モニター1台分で済みますので、狭いデスクでもOKです。
余裕のあるデスクなら配置の選択肢が広くなります。

横置きのメリット・デメリット

横置きに関しても検討してみます。
縦置きと明らかに違うのは「目線を上下に動かさなくて良い」ことですね。
これは首の疲労感はかなり軽減されることでしょう。

これは横置きでキマリっ!
とはなりませんでした・・・
理由は、「目線の横移動が地味にツライ」のです。
標準モニターでもアスペクト比は16:9です。
そんなワイドモニターを横に並べると・・・

目線が右に左に忙しいったらないです・・・
こんなワガママなことで配置は決まるのでしょうか。
相当悩んだ結果、1つの案が思い浮かびました。

最終的に選んだ配置

純粋に「縦置き」と「横置き」を検討してきました。
しかし、どちらも長時間利用するにはデメリットが重くのしかかり、決め手に欠けました。

そこで思いついたのが、「サブモニターの縦置き」です。
新たにモニターを購入した結果、メインモニターのサイズが27インチから32インチへとサイズアップしました。

結果、サブモニターも横置きにすると、幅が広すぎて視野に収まらないのです。
少し目線を動かすぐらいでは視認できないので、首を左右にしっかり動かさないと無理です。

そこで、サブモニターを試しに「縦置き」にしてみました。
結果としては、大満足な使用感となりました!

サブモニターが縦置きになったことで、メインモニターとサブモニターがすべて視野に収まりました。
これは作業効率や疲労感軽減を考慮しても、とても大きいです。
さらにサブモニターには「Discord」「検索用ブラウザ」「各パーツのモニタリングアプリ」などを縦に並べて配置すると、見やすくて利便性が高くなったことが実感できました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
一言にデュアルモニターといっても、並べ方によって利便性や疲労感に大きく影響がでやすいことが確認できました。
特に長時間の作業やゲームをする場合はなおさらです。
長い間お世話になる大事な配置ですから、慎重に決めたいですね。

ただ、視認性や利便性などは個人差があります。
そのため、ご自身に合った配置をご検討いただければと思います。

今回は以上となります。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良いPCライフを!

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