という方におすすめです。
この記事では、CFDの運用実績を公開しています。
開始したのは2020年3月2日からです。
この記事を読むと以下のメリットがあります。
それでは早速確認していきましょう。
このトレードは、GMOクリック証券の口座で運用しています。
【46週目】CFDのトレード実績
今回は開始から46週目(21/1/11~1/15)の結果をお伝えしていきます。
今週のトレード履歴
では今週、1月11日~1月15日のトレード結果をチェックしていきましょう。
以下は、今週のトレード履歴です。「はっちゅう君CFD」より。
今週のトレードは8回でした(決済ベース)。
手数は多かったですが、決済ベースでは大した実りはなかったですね(汗
金と銀に振り回された1週間でした。
色々と検討した結果、コーン・原油・アリババのポジションを追加しました。
現時点で一番強いと思われるのは貴金属以外のコモディティです。
つまり、農産物です。
大豆は約1ヶ月ほど前から保有して絶好調ですが、コーンも非常に順調です。
需給ひっ迫により、短期的にこの強気は崩れそうにないと考えています。
※ワガママを言えば、GMOさんが小麦も取扱銘柄に加えてくれたらウレシイですね。
また、農産物に準じて原油も強いですね。
直近では急激な上昇と、3連休前(アメリカは1/18が祝日)ということもあって調整売りが出てますが中・長期的に問題ないと考えています。
アリババについては先週お伝えしたチャイナモバイルと同じ理由です。
1/7 アリババ、テンセント株下落-米国が投資禁止対象に追加検討
ほあ?!
またアメリカ市場のADRから除外するぞー!と言っておきながら・・・
「やっぱり除外しない」の展開ですわ・・・
前回のチャイナモバイルのこともあるので、もう驚きません(笑
ただ、これまでADRから除外するぞ、するぞと言われていたのでアリババの株価は結構下落していました。
そのため、相場の混乱が沈静化すれば株価は適正価格に修正されることを期待して拾っています。
今週のチャート
今週も金のトレードをしましたが、週をまたいでポジションは持ち越ししませんでした。
それは、中・長期で保有するには「恐怖」を感じたためです。
そのため金や銀から一旦離脱しています。
では、何故恐怖を感じるような相場なのかを検証してみたいと思います。
結論としては、金や銀は長期で上昇するのは間違いないと思います。
しかしチャートでは、短期で非常に危うい状況に見えるため要注意です。
昨年夏に高値2074ドルを付けてからダウントレンドが続いてきました。
チャートでは2本の黄色い線の範囲内の推移で、フラッグを形成しています。
そこへ、昨年末12/30頃にフラッグの範囲を上抜けしたのです。(ピンクの丸)
多くの方は、「ようやく上昇トレンド発生か!」との判断になったと思います。
※実は筆者もそうだと考えていました。
しかし、実際には違いました。
年明けの1/6を境に下落に転じ、25日移動平均線を下抜けしてしまいました。(水色の丸)
その後の1週間は細かい値動きで方向感が見えません。
現金に比べ代替資産と呼ばれるビットコインは直近大きく値上がりしているにも関わらず、類似の資産クラスである金は「相場から忘れられてしまった」と思うほどお寒い状況に見えます。
おまけに以下の4点がテクニカル的に懸念材料です。(各水色の丸)
※ファンダ的にも直近で10年物米国債の金利が上昇しています。(金にとって弱気材料)
・25日移動平均線を下抜けし、黄色い線の内側の範囲(フラッグ)に戻ってしまった。
・MACDの下落シグナルが点灯してしまった。
・RSIが標準値である50を下抜けしてしまった。
・昨年11/9の高値と、年明け1/6の高値が「ダブルトップ」を形成、下落が発生。(黄緑の線)
つまり、下落トレンドの勢いがついてしまっているんです。
今後は無難に下落したと仮定すると、黄緑の線の1750~60ドルぐらい。
下落の勢いが強いと、黄色の線の1700ドルぐらいまで、下落余地があると考えています。
買い場を待っていた筆者にとっては厳しい状況です。
そのため、短期的には好調なコモディディの農産物(大豆・コーン)や、原油で流れに乗って利益を重ねた頃に金や銀の本格上昇トレンドに戻ってこよう。との戦略に切り替えました。
金や銀を短期で売るという選択肢もありますが、かなりリスクが高いと思いますので今は金や銀のポジションを持たずに毎日市場をチェックしようというところです。
ただし、悪いことばかりではありません。
昨年11/6の高値を起点にすると、アルファベットの「W」の途中までに見えてきます。
つまり、今は二つ目の上の点から二つ目の下の点に向かっているところです。
これまでの流れでいくと、今後2~3週間で底値を探り、その後に本格的な上昇トレンドへ向かっていくと考えています。
以上から、現時点で金や銀などの貴金属を買い(ロング)で入ろうという場合は、相当なリスクの許容が求められることをご承知おきください。
筆者は2~3週間は様子をみて買い場を探る予定です。
※投資は自己判断・自己責任でお願いします。
基本ルール・設定値幅
続いて、トレードのルール等を確認しておきます。
・CFDの短期トレード
・トレード銘柄:各株価指数やコモディティを中心に個別米国株
・自己資金:300万円(※日経225開始時)
・投資手法:主にテクニカル分析で銘柄を選定
1回のトレードの使用証拠金は口座残高の5%~10%とする。
1回トレードをしたら数日~数か月ほどの幅で、「流れに乗る」ことを意識しています。
流れが終わった、又は急激に動いた場合は決済します。
エントリー後、流れが逆になった場合は早々に決済(損切り)します。
1つの銘柄にとらわれずに、幅広い視点を持っての銘柄選定をしていきます。
又、チャンスがあれば超短期でのワンポイント投資も検討します。
今週の口座状況
それでは、最後に今週の口座状況を確認しておきましょう。
先週に比べて保有銘柄が一気に増えて5種類になりました。
米国が連休前ということもあり、アリババと原油は調整売りの影響なのか一時的に含み損になっています。
しかし、来週にはプラスに転じると見ていますので損切りする予定はありません。
先週もそうでしたが、とにかくコモディティの農産物が強い!
これだけ上昇すれば「決済したい」と考えるのは正常だと思います。
ただ、ファンダやチャートを見ると、まだまだ上昇の余地はありそうなので保有継続です。
何より農産物を保有していると安心感があります。
各国政府は法定通貨の発行を続けて現金の価値を減少させています。
それに比べて株・コモディティ・仮想通貨・不動産などの資産の価格は上昇傾向です。
つまり、「資産インフレ」が発生しています。
何もせずに財産すべてを銀行預金にしている場合は、今後の人生でかなり厳しい状況になると思います。(価値が目減りしているため)
そのため、できるだけ早く法定通貨以外の資産を買って資産防衛するのは、非常に有効だということをあらためてお伝えしたおきたいです。
「相場が動く、流れを感じる。」
「流れに乗って、利益が生まれる。」
それではまた次回!
このトレードは、GMOクリック証券の口座で運用しています。