マノスアクセ(ベルト・リング)の作り方と金策効率の考察【黒い砂漠PC#58】

黒い砂漠PC
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生活コンテンツをやるなら、アクセサリは確保しておきたいところ。
最初はお手軽にロッジアを利用する冒険者が多いと思います。
しかし、いずれは最高峰のマノスアクセサリを揃えて大きな効果を得たいですよね。
今回は作成材料の入手難度が高めのマノスアクセサリの作り方と、金策面から見たマノスアクセの可能性についてまとめてみました。

マノスアクセ(ベルト・リング)の作り方と金策効率の考察

マノスアクセは生活アクセの中で最高峰の貴重アイテムです。
そのため、材料を揃えるのは決して簡単ではありません。
材料の材料、そのまた材料・・・
という風に1次素材まで遡ると結構な手間がかかります。

しかし、その手間をできるだけ省いて1次素材から調達できる「仕組み」が構築できたら・・・
結構強力な金策にも成り得る可能性を秘めています。
単にアクセを作るためだけに膨大な手間をかけるのではなく、他の生活コンテンツの金策も兼任しながら無駄なく取り組める方法を意識してまとめてみました。

今回は筆者の活動範囲の都合上、4種類あるアクセのうちベルト・リングの2種類の作成となりますが、この記事を参考に作成できるアクセの種類の検討などに生かしていただければ幸いです。

この記事では大きく分けますと、
前半で「マノスアクセの作り方」を(各素材の入手方法を含む)、
後半で「マノスアクセの金策効率の考察」を(各部位ごとに)しています。

マノスアクセサリ作成に必要な材料

ここからはマノスアクセを作るために必要な材料についてご紹介します。
まずはマノスアクセ作成の材料4種類です。
その後、それらの4種類の材料をどうやって入手するか個別に確認していきます。

マノスアクセ作成に必要な基本セット
・○○の精髄×10     各種実や痕跡等を錬金 or 取引所
・純粋な金属の結晶×100 金属溶解剤+金属の塊を加熱加工 or 取引所
・マノス石×5      水晶商人NPCより@5Mで購入
・焦げた破片×10     ハイデルNPCララのデイリークエ報酬 or 取引所
※上記4種類のうち、NPCから購入できるマノス石以外は、「入手に手間がかかる」「大量入手しにくい」などの条件があり、難易度が高めです。
特に各種精髄は栽培(家庭菜園)以外で安定入手するのは至難の業と思います。

マノスアクセ各部位の必要材料はこちら

マノスイヤリングマノスリングマノスベルトマノスネックレス
魅惑の精髄×10豊穣の精髄×10紅炎の精髄×10太陽の精髄×10
純バナジウムの結晶×100純バナジウムの結晶×100純チタニウムの結晶×100純チタニウムの結晶×100
マノス石×5マノス石×5マノス石×5マノス石×5
焦げた破片×10焦げた破片×10焦げた破片×10焦げた破片×10

マノス石×5で25Mは固定費用で必須となります。
それ以外の材料を、可能な限り自力で揃えられるかがポイントです。

各種精髄

ここからは各材料の入手方法について触れていきます。
恐らく1番とっつきにくいと思われる精髄からいってみましょう。
筆者の場合は、偶然材料を獲得できたことから精髄を作る流れとなりました。
その偶然を生み出したコンテンツは・・・「栽培(家庭菜園)」です。

豊穣の精髄や紅炎の精髄など、各種精髄の入手方法については別記事にて詳しく解説しています。
豊穣の精髄と紅炎の精髄の作り方と使い道(金策)

純チタニウム(バナジウム)の結晶


続いて金属です。
マノスアクセ作成には「純チタニウムの結晶」と「純バナジウムの結晶」が用いられます。
しかも、1個のアクセサリ作成に、これらの純粋な金属が100個も必要なんです。
つまり「マノスアクセが欲しくば、労働者を活用して鉱石を生産するがよい!」と運営からメッセージを受け取った気持ちになります。

もし金属100個をすべて取引所で購入した場合、ものすごい金額になるので材料費だけでマイナスになる可能性があります。(完成品買ったほうが安くなるやつ。)
そのため、金属は自力で生産・加工して揃えるのが妥当です。

ということで、1次材料である鉱石獲得のため労働者を派遣しましょう。
場所はバレンシア地方です。
首都バレンシア北東側にあるルード硫黄鉱山付近の「ガビニャ火山地帯」がオススメ。
ちょうどよく「チタニウム鉱石」と「バナジウム鉱石」どちらも生産できます。
ただ課題としては、バレノスやセレンディアからは遠いことです。
仮にベリアやハイデルを活動拠点にしている場合、多くの貢献度を使って拠点接続が必要です。
陸路で繋ぐと相当な量を消費するので、ベリアから海を辿っていくとかなり節約できます。
ちなみに貢献度の獲得については、「貢献度500への道」を必要であればご参照下さい。
労働者は首都バレンシアからの派遣が無難と思います。
※適度な距離で労働者を獲得しやすいため。(最初は適当に熟練ゴブリンあたりで開始して、専門や職人ゴブリンが売りにでたら落札を狙うのが良いかと。)

鉱石が安定的に入手できるようになったら、純粋な金属を目指して加工します。

以下の流れで加熱加工を進めていきます。(バナジウムも同数で加工可能)
・チタニウム鉱石×5を加熱=溶けたチタニウムの欠片
・溶けたチタニウムの欠片×10=チタニウムの塊
・金属溶解剤×2+チタニウムの塊×3=純チタニウムの結晶
※加工後の数量は「加工熟練度」によって左右されます。生活アクセサリを無理のない範囲で揃えて熟練度を上げてからトライして下さい。料理などのアイテムでもある程度の熟練度をドーピングできます。

純チタニウムの結晶や純バナジウムの結晶は、以下の材料で作成できます。
しかし、これまで触れていなかった「金属溶解剤」が出てきました。
実はコイツが地味に厄介であり、心強い味方でもあります。
金属溶解剤を素材含めて自作できると今回のアクセだけでなく、多方面に渡って金策で大活躍?!できる可能性があります。

金属溶解剤については以下の別記事にて詳しく解説しています。
【決定版】金属溶解剤の作り方と使い道(金策)
素材の入手方法についても触れていますので、必要に応じてご覧下さい。

オマケとして実際に純チタニウムの結晶と純バナジウムの結晶を作った記録もご紹介しておきます。
完成数の参考として下さい。
今回はそれぞれ400回分の材料を準備しました。
このときの加工熟練度は1023です。

 


それぞれの材料をセットして加熱加工を開始します。
完了したら数を確認してみましょう。
純チタニウムの結晶:775個(1回当たり1.9375個)
純バナジウムの結晶:793個(1回当たり1.9825個)
という結果でした。

   
熟練度1,000くらいでやれば、1回当たり2個弱ぐらいできる。
という感じでしょうか。
費用面でいくと避けて通れない金属。
妥協せず、優秀な労働者にせっせと働いてもらいましょう!

マノス石

では次です。
ここはほぼ空気です。
必要なのはシルバーだけとなります。


仮にハイデルだとすると「ドーラ・ポンティ」ですね。
水晶商人NPCより必要な数を買いましょう。
1回作成で5個必要なので、5個単位ですね。1個5Mで買えます。

焦げた破片

最後の材料です。
焦げた破片は「入手は簡単」しかし「大量入手は困難」というタイプのモノです。

入手方法は、ハイデルNPCララよりデイリークエを消化するだけです。
原則1日で1個の焦げた破片が入手できます。
加えてクエ報酬のクローバーを15個貯めると、ボーナスでさらに焦げた破片を入手できます。
ざっくり、15日で20個くらい入手できる。と考えておけばOKかと。
約1ヶ月デイリークエ皆勤賞でマノスアクセ4個分の焦げた破片が入手できる計算。

ちなみに取引所で買うのは否定しませんが、単価3M以上の焦げた破片が10個必要なので費用的にはかなり圧迫します。
※買いたくても在庫ゼロで、購入待機多数のことが多いです。

マノスアクセサリを作ってみた

苦労して各種材料を揃えたら、実際にマノスアクセを作ってみましょう。
今回はマノスベルト・マノスリングを各5回分用意しました。

各種マノスアクセは工作加工で作ります。
必要材料をセットしたら作成開始です!

これまでの苦労が報われる瞬間です・・・(遠い目)
無事にマノスベルトとリングが5個ずつ完成しました。

夢を求めて強化か、堅実に金策するか、悩むところですね・・・

マノスアクセサリの金策効率を考察

ここからは「金策」の話です。
無事にマノスアクセサリを作ったのはいいものの・・・
果たして「金策として成り立つのか否か」を考察してみたいと思います。

価格は記事作成時点(2022年9月末頃)のものです。
相場は常に変動するため、最新情報の確認を推奨します。

各マノスアクセの単価

まずは完成品の各部位のマノスアクセサリの価格をチェック。
マノスネックレス:91.5M
マノスイヤリング:111M
マノスリング  :105M
マノスベルト  :85M
※1Mは100万シルバー

部位によって価格に結構な差があるようです。
筆者の個人的な推測ですが、価格の高いリングとイヤリングは装着箇所が2つあるため、単純に需要が高いのではないか?と考えています。

材料の単価

続いてマノスアクセ作成に必要な各種材料の単価です。
魅惑の精髄:225,000シルバー:在庫有り
豊穣の精髄:329,000シルバー:在庫有り
紅炎の精髄:320,000シルバー:在庫無し(購入待機有り)
太陽の精髄:334,000シルバー:在庫有り
純バナジウムの結晶:453,000シルバー:在庫多数有り
純チタニウムの結晶:384,000シルバー:在庫多数有り
マノス石:5,000,000シルバー:NPCなので価格固定
焦げた破片:3,260,000シルバー:在庫無し(購入待機多数有り)

入手難度が高めな各種精髄は、どれも在庫数は少なめですが紅炎だけ売り切れていました。
魅惑の精髄だけ価格が低めなのが気になって調べると、材料の「魅惑の実」を獲得できる作物の多くが「錬金」の基礎素材でした。
そのため、錬金ガチ勢が魅惑の実を大量生産して値崩れが起きている可能性を感じました。
金属2種類の在庫は多数ありますが、購入した場合の費用的な圧迫はかなりのものです。
焦げた破片は前述の通り、入手難度は高めです。(辛抱強く待てば買えます)
費用面を考えると、コツコツ毎日デイリーを消化するのが吉かと。

材料をできるだけ自力で用意した場合

ここからが本題です。
金策は、「売上マイナス経費」で成り立つかを計算します。
当然、労働者などを有効活用してビールで頑張ってもらったほうが安上がりです。
そこで、可能な限り材料を自力で用意した場合を想定して計算してみます。
魅惑の精髄:ビール代+キノコ代+栽培品種改良の手間
豊穣の精髄:ビール代+キノコ代+栽培品種改良の手間
紅炎の精髄:ビール代+キノコ代+栽培品種改良の手間
太陽の精髄:ビール代+キノコ代+栽培品種改良の手間
純バナジウムの結晶:ビール代+精製水代+粗石採掘手間
純チタニウムの結晶:ビール代+精製水代+粗石採掘手間
マノス石:5,000,000シルバー:NPC価格固定
焦げた破片:3,260,000シルバー:在庫無し(購入待機多数有り)

こんな感じです。えっ?いくらか分からない?
そうなんです。1シルバー単位で正確に計算するのは至難の業です。
そのため、筆者の独断でざっくりとした経費を計算してみました。

1回作成当たり:マノス石(25M)+焦げた破片(1M)+ビール(1M)+キノコ(0.03M)
➔合計:27.03M
つまり、原価約27Mくらいで完成品100Mほどのマノスアクセが作れる。ということになります。

各経費の内訳は以下の通り。
マノス石:5M×5=25M(NPC価格固定)
焦げた破片:デイリークエ1回消化当たりの材料費0.1M×10回分
ビール:各所で働く労働者に飲ませる分
(※ビールも自前生産のため、恐らくもっと安い)
キノコ:単価0.001M×3個(精髄作成必要個数)×10個(アクセ生産に必要な個数)

他にも樹液や痕跡など面倒なのがありますが、労働者生産で賄うことを前提としました。
キノコはNPCから買えるので、貢献度節約のために買ったほうが良いと判断。
実際はもっと安くできると思いますが、結構ゆるめの設定です。
焦げた破片は15回消化ごとにボーナスが入る・・・などは条件に入れてません。
ビールも旅館NPCから砂糖と醗酵剤購入以外はほぼ無料なのでもっと安いハズ。
上記の一覧を見ても分かりにくい場合は、「各種精髄」や「金属溶解剤」の作り方を前述(けっこう前)のリンク先からチェックすることをオススメします!※なぜキノコや精製水や粗石が入っているのか、すべてスッキリ分かります。

材料を取引所から買った場合

こちらはシンプル。
お金で解決するパターン。
ただし、経費が爆裂して金策には向かないです。
金策度外視で、Ⅴを目指して強化目的で素材アクセが大量に欲しい!
であれば視野に入るかもですね・・・
魅惑の精髄:225,000シルバー×10
豊穣の精髄:329,000シルバー×10
紅炎の精髄:320,000シルバー×10
太陽の精髄:334,000シルバー×10
純バナジウムの結晶:453,000シルバー×100
純チタニウムの結晶:384,000シルバー×100
マノス石:5,000,000シルバー×5
焦げた破片:3,260,000シルバー×10

取引所に在庫が有る無し関係なく、全て購入したことを想定しています。

また、マノスアクセ各部位ごとの原価は以下の通りとなります。
※内訳は「各種精髄」+「各種金属」+「マノス石」+「焦げた破片」で表記
・マノスイヤリング
2.25M+45.3M+25M+32.6M=105.15M

・マノスリング
3.29M+45.3M+25M+32.6M=106.19M

・マノスベルト
3.2M+38.4M+25M+32.6M=99.2M

・マノスネックレス
3.34M+38.4M+25M+32.6M=99.34M

まとめ

さいごにマノスアクセが金策として有効なのか、一覧にまとめてみました。

材料の調達方法完成品の価格材料の原価差し引きの利益額
マノスネックレス自力で調達91.5M27.03M64.47Mのプラス
取引所で購入91.5M99.34M7.84Mのマイナス
マノスイヤリング自力で調達111M27.03M83.97Mのプラス
取引所で購入111M105.15M5.85Mのプラス
マノスリング自力で調達105M27.03M77.97Mのプラス
取引所で購入105M106.19M1.19Mのマイナス
マノスベルト自力で調達85M27.03M57.97Mのプラス
取引所で購入85M99.2M14.2Mのマイナス

※取引所での手数料は含まれていません。

1番利益額が高いのは、マノスイヤリングを自力で材料調達。
1番利益額が低いのは、マノスベルトを取引所で材料を購入。となりました。
特に材料を取引所で購入すると、4種のうち3種ではマイナスになっています。

よって、取引所で材料購入の場合は「金策として成り立たない」と言えます。

一方、自力で材料を調達した場合は「十分金策として成り立つ」ことが分かりました。

しかし、金策が成り立つからと言って手放しでは喜べません。
さいごのまとめとして、マノスアクセで金策する上でのポイントを確認します。

・多くても1ヶ月で4個ぐらいしか作れない。
(焦げた破片の入手数限度がデイリークエストのため。)・ある程度の貢献度が必要。
(拠点接続や採取ポイントの有効化+栽培用のフェンスレンタル)

・栽培熟練度職人Lv1以上。

(魔力が込められた作物によって、効率良く「各種実」を入手するため)

・最低限の生活用装備(金属などの加工効率アップのため)

(ロッジアのアクセサリⅢ~Ⅳ+生活用錬金石+銀刺繍の職人服Ⅲ~Ⅳなど)

ざっくりまとめても、それなりのハードルがあるなぁ。という印象です。
極論ですが、上記のどれかが欠けても作成は可能です。
しかし、時間的に・金額的に効率は間違いなく落ちます。
そのため、ある程度の余裕が生まれた時点で金策として取り組むのは「アリ」だと感じました。

さらに、料理や錬金とも大いに関わり合いがあるので(各種実の入手時)、同時並行させればより金策が捗っていい感じになると思います。
また、金属関係で大量に加工するため、将来的に貿易箱で金策することになったら木材などを加工する時にも有利になります。(その時には加工熟練度が道人になっているかも!?)

それでは良い黒サバらいふを!

当コンテンツは、管理人の個人的主観が含まれております。
記事内の情報は、場合により正確性に欠ける可能性があります。
また、当コンテンツは「(株)Pearl Abyss」が定めるファンコンテンツガイドに基づいて作成されています。