金属溶解剤や木材強化剤に比べると「宝石研磨材」は地味な印象かもしれません。
その名の通り、宝石の加工で利用されるアイテムです。
ただ、それ以外に「金策としての確かな需要」はあるのでしょうか？
そこで今回は、宝石研磨材の作り方を含めて、その魅力に迫りたいと思います。
【決定版】宝石研磨材の作り方と使い道(金策)
今回の主役はこちら。
宝石研磨材は単体でも価値がありますが、さらに加工すると需要の高いアイテムが作れます。
可能性を秘めた宝石研磨材ですが、行き当たりばったりでは素材集めに苦労するかもしれません。
ポイントは1次素材から取引所に左右されず、計画的に確保できるかだと筆者は考えています。
この記事では以下の流れで進めていきます。
・宝石研磨材の需要を確認する意味で、宝石研磨材から作れるものをチェック。
・宝石研磨材の作り方と必要素材の入手方法を整理。
・実際に宝石研磨材を作ってみた。
・宝石研磨材で戦略的に金策するために。
宝石研磨材の使い道
まずは宝石研磨材を使うと何を作れるのか。
大きく分けますと・・・
・宝石研磨材を使って直接作れるもの。
・宝石研磨材で作った材料を元に作ったもの。
いずれにしても「宝石研磨材」が無ければ作れないものをご紹介します。
ただ、作成できる品数はものすごく多いので、筆者が独断で2023年2月時点(記事作成時)で需要が高くて作る価値があるものに絞っています。
宝石研磨材から作れる主な宝石と相場
まずは基本を抑えたいと思います。
宝石研磨材で作れる「最高級の宝石」です。
早速、取引所で相場をチェックしてみましょう。
一覧のとおり、最高級の宝石系だけで6種類あります。
しかし、すべての宝石に需要があるわけではなさそうです。
当然ですが「需要と供給」で相場は決まります。
この一覧を見ると、面白いぐらいにその法則が現れています。
まずは供給面から見てみます。
分かりやすい例としては、1次素材を労働者派遣で獲得できる宝石が3種類あります。
「ダイヤモンドの原石」と「ルビーの原石」と「青金石原石」です。
この3種類の宝石(原石)は、供給量が安定しやすいです。
ということは、相場は高騰しずらいことになります。
※「サファイアの原石」「トパーズの原石」「エメラルドの原石」は労働者派遣できる場所はありません。
そして需要の方ですが、6種類のうち・・・
「ブラッディルビー」「アクアブルーサファイア」「ゴールデントパーズ」「藍色の青金石」の4種類は常時、一定以上の需要が見込めます。(※筆者独断の意見です。)
それ以外の「フォレストエメラルド」「スターライトダイヤモンド」は需要が低めなので相場も低いことになります。
そうですね。
確かにダイヤモンドは需要の割に、エメラルドより価格がそこそこあります。
これも筆者の個人的な推測ですが、「別の分野での需要」による影響が考えられます。
具体的には「戦闘型の大型帆船の材料」が関係してきます。
アイテム名は「翡翠珊瑚の塊」です。
解説を始めると長くなりますので、気になる方は別記事にて詳しく確認できます。
翡翠珊瑚の塊を効率よく作る方法
この翡翠珊瑚の塊を作るために、ダイヤモンドの原石を労働者派遣で生産・利用する。
すると、最上級のダイヤモンドの供給量は増えづらくなる。
というのが筆者の推測です。
そのため供給が増えづらいので、価格がそれなりのところを推移しているのだと思います。
逆に以下のような推測ができます。
・ルビー：供給量と需要のバランスにより、小慣れた相場となっている。
・青金石：供給量の多さ以上に需要が高いため、相場も高い水準をキープしている。
特にオススメなものは★マークを付けています。
★藍色の青金石
・アクアブルーサファイア
・ブラッディルビー
・ゴールデントパーズ
※フォレストエメラルドとスターライトダイヤモンドは、有効な使い道が見当たらないため作成は非推奨。(但し、一部のアクセサリや製作家具の材料になります。)
ペリドットの馬車
ここからは宝石研磨材が材料に含まれて、さらに需要が高いアイテムを確認していきます。
最初は、主に馬好きや貿易重視のプレイヤーに人気のアイテムです。
数ある馬車の中でも「ペリドットの馬車」は最上級グレードです。
製作するには数々の素材が要求されます。
そのうちの1つに、宝石研磨材が材料で作られる「藍色の青金石」が含まれます。
藍色の青金石の相場高騰は、ペリドットの馬車が牽引していると言っても過言ではないでしょう。
マノス加工石
生活コンテンツで金策する上で「加工」は重要な位置を占めます。
料理や錬金など、さまざまなところで使います。
そんな加工を効率よく「大量加工」するのに加工石は必須のアイテムです。
その加工石の中で「マノス加工石」は最上級グレードです。
より効率を重視したいプレイヤーにとって魅力的なアイテムと言えるでしょう。
マノス加工石を作るには「宝石研磨材」が15個必要です。
マノス職人の服
マノス職人の服は「加工」に関する最上級グレードの生活服です。
加工コンテンツを極めるためには、必須級のアイテムです。
マノス職人の服の材料には、宝石研磨材から作られる「ブラッディルビー」が含まれます。
マノス航海士の服
マノス航海士の服は「航海」に関する最上級グレードの生活服です。
航海コンテンツを極めるためには、必須級のアイテムです。
マノス航海士の服の材料には、宝石研磨材から作られる「アクアブルーサファイア」が含まれます。
マノス釣り人の服
マノス釣り人の服は「釣り」に関する最上級グレードの生活服です。
釣りコンテンツを極めるためには、必須級のアイテムです。
マノス釣り人の服の材料には、宝石研磨材から作られる「アクアブルーサファイア」が含まれます。
マノス狩人の服
マノス狩人の服は「狩猟」に関する最上級グレードの生活服です。
狩猟コンテンツを極めるためには、必須級のアイテムです。
※防御力の確保に課題があるため、利用する場合はご注意を。
マノス狩人の服の材料には、宝石研磨材から作られる「ゴールデントパーズ」が含まれます。
マノスシェフの服
マノスシェフの服は「料理」に関する最上級グレードの生活服です。
料理コンテンツを極めるためには、必須級のアイテムです。
マノスシェフの服の材料には、宝石研磨材から作られる「藍色の青金石」が含まれます。
マノスシェフの服は、「課金アバターとセット」で利用すると真価が発揮されるスペックになっています。
そのため、課金アバターが入手困難な場合は「銀刺繍」グレードの方が良いかもしれません。
宝石研磨材の作り方と必要素材
ここからは宝石研磨材の作り方について確認していきます。
必要素材は以下の4点。
各素材の入手方法について順番にチェックしていきましょう。
純粋な粉の試薬の入手方法
純粋な粉の試薬は錬金で作ります。
・精製水×1
・銀色ツツジ×1
・雑草×1
・砂糖×1
上記の各素材の入手について
精製水：川からビンで採集後、選別加工で手に入る。
しかし、手間がかかるためNPC買いが妥当(少々値段が高いが・・・)。
購入ポイントは砂粒バザールのNPCワイダーがオススメ。(アレハザ村は遠い・・・)
また、馬(搭乗物)を利用して一度にNPCから大量に仕入れる方法を別記事にて解説していますので必要に応じてご参照ください。
馬の過積載を利用して精製水をNPCから大量に購入する方法
銀色ツツジ：ズバリ、NPCからの購入がおすすめ。
場所はいくつかありますが、具体例としてカルフェオンのNPCニヴェスが場所的に利便性高め。
※カルフェオン北西、スラム街の中にいます。
雑草：草などから直接採取(素手)や取引所でも購入できるが、直接採取はまとまった数を手に入れるのが大変で、取引所はなかなか買えないし単価が高いです。
そこで、栽培(家庭菜園)をオススメします。
別途「種」が必要ですが、料理や錬金の素材が手に入るため一石二鳥です。
また、栽培管理をするサブキャラがいれば、手入れもしやくす安定供給が見込めます。
大きいフェンスを10個レンタルしてコショウやたまねぎなどの香辛料系の種を植えると、すぐに害虫等が発生して手入れが必要になります。
手入れするごとに雑草などが手に入り、栽培熟練度アップにも貢献できます。(フェンスのレンタルには貢献度を結構使いますのでご利用は計画的に・・・)
砂糖：各村の旅館NPCから買えばOK。
加工石炭の入手方法
加工石炭：労働者で生産後、加熱加工、または取引所で購入。
加工石炭については、原材料の石炭がとにかく入手しやすい！
そのため、労働者で生産しても、安いので取引所で購入してもどちらでもOKと思います。
労働者生産する際の具体例として、以下を挙げておきます。
「オマル溶岩洞窟(採鉱：主産物)」(メディア地方アルティノの西側)
具体例をもう1つ。「ケプラン採石場(採鉱：主産物)」(カルフェオン地方ケプランの北側)
起源の痕跡の入手方法
起源の痕跡：狩り場でドロップを狙うか、労働者で生産、武器加熱。※取引所購入はキビシイ。
材料4種類の中で、一番苦戦するのが恐らく「起源の痕跡」です。
とにかく、大量入手・生産するのが困難な素材です。
順番に入手方法について整理していきます。
大きく分けますと狩り場か労働者になりますが、まず狩り場から見ていきましょう。
ドロップする狩り場は複数ありますが、オススメポイントをご紹介。
「トゥースフェアリーの森」カーマスリビア地方のグラナより北側付近。
フォレストロナロス領域は、攻撃力240、防御力270が適正の狩り場です。
シーズンを卒業して「トゥバラ装備」が完成していれば十分いけます。
シーズンキャラでなければ、「ナルシラン装備」でも大丈夫です。
起源の痕跡のドロップ数は、1時間あたり10個ほどと控えめです。
※スクロール1段使用。
無限HPポットの素材掘りのついでのプラスアルファとするのが無難かも。
狩り場での安定確保はカンタンではないので、別の方法も見ていきましょう。
労働者生産は、「基本放置」なのが最大のメリットです。
場所は「グリッシー廃墟(発掘：副産物)」(セレンディア地方ハイデルの南側)。
もう1箇所あります。
「祈願の泉(発掘：副産物)」(ドリガン地方シェレカンの墓の北側)。
ここでの生産活動では、ポイントは大きく2つ。
１：可能な限り「職人ゴブリン」が望ましい(発掘は1回当たり時間がかかるため)
２：副産物のため、「拠点レベル」をできるだけ上げておきたい。
１は、単純に作業速度が早い労働者を配置すればOKです。
２の副産物については、別途詳細に解説しています。
労働者生産の「副産物」と「拠点レベル」について
起源の痕跡を効率よく獲得するための重要なポイントとなります。
詳細は別記事にて詳しく解説しています。
必要に応じてご確認ください。
【決定版】金属溶解剤の作り方と使い道(金策)
宝石研磨材を作ってみた
素材が揃ったら、せっかくだし作ってみよう！
ということで、今回は500セットだけ作ってみました。
※参考ですが、作成時の錬金熟練度は708です。
自宅に錬金道具をセットしたら、素材4種類をバッグに入れます。
1回当たりの必要素材は以下の通り。
純粋な粉の試薬×1
起源の痕跡×2
加工石炭×4
精製水×6
各素材を個数含め間違いなくセットしたら、錬成を開始しましょう。
一旦開始すると、錬金道具の耐久値がゼロにならなければ最後まで作り続けてくれます。
そして、結果が出たようです。
500回錬成した結果は・・・
副産物を含めてこんな感じ。
メインの宝石研磨材は792個でした。
※1回当たり1.584個。
他のアイテムと比べると渋めの印象ですね・・・
まぁ、あくまで1つの参考ということで。
宝石研磨材で戦略的に金策するために
さいごに宝石研磨材で効率よく金策するための考え方についてまとめておきたいと思います。
まずはいくつか選択肢を考えてみます。
１：宝石研磨材のまま販売する。
２：特に需要が高いモノに絞って加工販売する。
などが挙げられると思います。
１の宝石研磨材のまま販売するのはもちろんアリだと思います。
金策するためにどのぐらいの手間をかけるのか「費用対効果」を考慮するのはとても大事です。
いくら高値で売れるからといって、本来別コンテンツで遊びたいのに金策のために時間を費やしてしまっては本末転倒です。
このあたりのバランスを考えて宝石研磨材のまま販売するのは有効な方法の１つです。
２の具体例は「藍色の青金石」です。
ペリドットの馬車の材料として、今後も需要はあり続けると予想されるため強いです。
宝石研磨材はもちろんですが、「青金石の原石」の確保も視野に入れます。
場所がカーマスリビア地方で、拠点接続が割りとしずらい場所にあるため逆に狙い目です。
※派遣ポイントの「アクム岩山」は、知恵の古木の東北東方面です。
宝石研磨材と青金石の原石が安定供給できれば、金策に大きく貢献できるかもしれません。
取引所の在庫量に左右されずに藍色の青金石を生産できれば、安定した金策の候補になると思います。
ご紹介した方法は、あくまで参考例でしかありません。
これら以外にもアイデア次第で金策を有利に進められると思います。
今後のアップデートによって、思わぬアイテムに需要が発生するかもしれません。
それらの変化も楽しみながら、マイペースで金策していただければ幸いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は宝石研磨材についてお届けしました。
数々のマノス服やマノス加工石の材料としての需要があることが分かりました。
また、ペリドットの馬車という人気アイテムの材料であることも確認できました。
材料の藍色の青金石は入手がカンタンではないので、金策として検討できると思います。
今回はここまでとなります。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良い黒サバらいふを！
当コンテンツは、管理人の個人的主観が含まれております。
記事内の情報は、場合により正確性に欠ける可能性があります。
また、当コンテンツは「(株)Pearl Abyss」が定めるファンコンテンツガイドに基づいて作成されています。
