昨今NFTの認知度も上がり、盛り上がりを見せています。
その中で、「MOVE2EARN」というムーブメントが注目されています。
※move2earn とは、運動をすることでお金を稼ぐことができるというコンセプトのサービスのことを指します。
現在、数々のウォーキングやランニングなどのプロジェクトが人気を集めていますが、そこへ新たに「自転車」がテーマのプロジェクトが始まろうとしています。
それが「Cycl:R(サイクラー)」です。
Cycl:R(サイクラー)とは?
Cycl:Rは、カジュアルから競技まで、あらゆる年齢、性別など自転車を愛するすべての人々のためのグローバルコミュニティとなります。
個性的なバイク(自転車)やライダー、その他パーツなどのNFTを利用し、自転車に乗ることによって報酬を稼げる仕組みになっています。
参考:Cycl:Rの公式ページはこちらです。
Cycl:RはCardanoブロックチェーンで実行される
Cycl:Rは、数あるブロックチェーンのうちCardano(カルダノ)ブロックチェーン上でサービスを展開していきます。
Cycl:Rを始めるのに必要なモノ
実際に報酬を獲得するための条件を確認していきます。
「形式上は無料でも開始は可能」と公式ではアナウンスされています。
しかし、条件的に有利とは言えない内容なので原則的に「バイク(自転車)1台+ライダー1人」は必須と考えておいた方が無難です。
バイク(自転車)やライダーの入手方法
バイクやライダーの入手方法については2通りあります。
②jpg.store等のマーケットでNFT所有者から購入する。
上記2通りですが、公式からは常時ではなく不定期販売のため、購入は簡単ではありません。
販売されてもすぐに売り切れになる可能性があります。
そのため現実的には②のマーケットで購入するのが無難です。
レアリティの高い一部のNFTは高額ですが、そうでなければ割合リーズナブルな価格での購入が可能です。※価格は2022年5月時点での個人的所感。
NFTの情報収集や購入するサイト
Cycl:Rで利用するNFTはjpg.storeで購入できます。
jpg.storeを直接利用するのもアリですが、事前にCNFT.toolsで情報収集してから購入した方がよい買い物ができるかもしれません。
CNFT.tools ⇒ 各NFTのレアリティ(ランク)や価格のチェック
jpg.store ⇒ 実際にNFTを購入するマーケット
として利用するイメージです。
CNFT.toolsはこちらから。
jpg.storeはこちらから。
お財布と相談しながらNFTのランクと価格のバランスを考慮して検討しましょう。
Cycl:Rの利用方法やルール
バイクやライダーのNFTを確保したら、いよいよ自転車に乗車して稼いでいくことになります。
具体的にどのような手順やルールになっているのかを確認していきます。
目標を決める
目標は1週間単位で自分で決める必要があります。
まずは、Cycl:Rコミュニティに設定されている3つのプールのうち1つを選択します。
その時に自身が所有している$Powerという通貨を賭けます。
1週間後に・・・
目標を達成 ⇒ 達成できなかった人たちから$Powerを獲得。
目標未達成 ⇒ 事前に賭けた$Powerを失う。
上記のように、ある程度のリスク(負荷)をかけて責任感を持って目標達成に向けて走ることになります。
リスク(選択プールや賭けた$Powerの額)が高くなれば、それだけ報酬も大きくなります。
しかし、無理せず達成可能な目標にするのが大切です。
初心者:5~20マイル(8~32キロメートル)
中級:20~50マイル(32~80キロメートル)
プロ:50~150マイル(80~240キロメートル)
※1マイル=1.6キロメートルで計算
バイク(自転車)のレアリティ
Cycl:Rでは、使用したバイクのレアリティによってパフォーマンス(報酬)に影響を与えます。
これは2人が同じ距離を走ったとしても、使用したバイクによって結果(報酬)が変わってくることを意味します。
例えますと、ソシャゲでいうところのURはSSRやSRより有利になるのと同じですね。
又、バイクのNFTを持っていない場合でも参加できますが、以下のような有利になる計算式は適用されません。
レアリティ | 範囲(バイクの順位) | 報酬計算式有効値(スタイル) |
Legendary(伝説) | 1~100 | 2.25 |
Epic(すごい) | 101~500 | 2 |
Rare(レア) | 501~2222 | 1.5 |
Uncommon(珍しい) | 2223~4444 | 1.25 |
Common(一般) | 4445~8088 | 1.125 |
※Cycl:R公式を参考にごくらくブログにて作成
ライダーのレアリティ
バイクと同じく、ライダーにもレアリティが存在します。
考え方はバイク同様で、レアリティが高いライダーであるほど報酬も良い結果になります。
ライダーのNFTを非保持の場合は以下一覧の適用は受けません。
レアリティ | 範囲(ライダーの順位) | 報酬計算式有効値(トルク) |
Legendary(伝説) | 1~100 | 1.95 |
Epic(すごい) | 101~500 | 1.75 |
Rare(レア) | 501~2222 | 1.5 |
Uncommon(珍しい) | 2223~4444 | 1.25 |
Common(一般) | 4445~8088 | 1.125 |
※Cycl:R公式を参考にごくらくブログにて作成
ランク付けはバイク+ライダーの保有数で決まる
Cycl:Rでは、保有しているNFTの数によって自転車に乗って稼げる時間が決まっています。
以下のように収益層(ランクは)6段階に分かれています。
エネルギーレベル1ごとに5分乗車できます。
エネルギーレベルは24時間ごとにリセットされます。
収益層の決定はバイク(自転車)とライダーのセット数となるため、バイクとライダーの保有数は同数にするのが望ましいです。
又、NFTを集めるのであればランクの区切りとなる1セット、3セット、9セットなどが費用対効果が良いと思います。
NFTを持っていない場合も参加は可能ですが、元々の獲得時間がゼロのため、チャレンジしても報酬が何も生まれない可能性があることを認識しておく必要があります。
バイク/ライダー保有数 | 収益層(ランク) | 獲得時間(分) | エネルギーレベル |
0 | Iron(鉄) | 0 | 1$Cyclr獲得のチャンス |
1 | Bronze(銅) | 10 | 2 |
3 | Silver(銀) | 20 | 4 |
9 | Gold(金) | 45 | 9 |
15 | Platinum(プラチナ) | 60 | 12 |
30 | Legendary(伝説) | 100 | 20 |
※Cycl:R公式を参考にごくらくブログにて作成
今後の予定について
2022年5月時点で確認できていることを整理しておきます。
2022年6月中 ⇒ 公式よりバイク+ライダーのバンドルセット販売。
2022年7月中 ⇒ Cycl:Rアプリのリリース予定(アルファ版)
この予定を見る限り、ベースとなるCardanoの大型アップデート(ハードフォーク)に合わせて対応が予定されているように見えます。
※Cardanoのハードフォークは6月末頃に予定されています。
準備も順調に進んでいるようなので、今は正式サービス開始を楽しみに待ちたいと思います。
サービスが開始されると、NFTの価格が一気に上昇・・・
なんてことになる可能性は十分に考えられます。
そのあたりも考慮に入れて検討していただければ幸いです。