【FX】スワップポイントの税金が発生するタイミングは?

FX全般
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・スワップポイントの税金は、いつ発生するの?
・スワップポイントだけ引き出して使えるの?

という方におすすめの記事です。

この記事を読むと以下のメリットがあります。

・FX会社別で、スワップポイントの税金発生時期が確認できます。
・利用用途に合わせて、口座を選べるようになります。

最初に結論からお伝えします。

スワップポイントの税金は、FX会社により発生するタイミングが違います。

この記事を読めば、もうスワップポイントのことで迷うことはありません!

さあ、順に確認していきましょう!

スワップポイントの税金が発生するタイミングは?

FXスワップ投資をする時の、大事な要素はなんでしょうか。

スワップポイントが高い?

たしかに重要です。

しかし、それだけではありません。

確定申告の時に、スワップポイントが対象になるのか迷う。
生活費として、スワップポイントだけを引き出せるか知らない。

と、ならないように事前確認しておくことをおすすめします。

FXのスワップポイントは、会社によって取り扱いが異なります。

大きく分けますと、以下の2通りに分類できます。

「確定益」と「含み益」です。

確定益と含み益を使いこなせば、納税時期をコントロールすることもできちゃいます。

実際に運用を開始してから「こんなはずじゃなかった」とならないように、利用用途が自分のイメージに近いFX会社を選びましょう。

確定益のスワップポイントとは?

ここからは、スワップポイントの具体的な扱い方を確認していきます。

まずは、「確定益」です。

確定益のイメージは・・・

スワップポイントだけで、独立している。です!

スワップポイントだけが、毎回決済されるのが確定益。

よって、スワップポイントは現金残高に加算されていきます。

確定利益のため、税金の対象です。

含み益のスワップポイントとは?

続いて「含み益」です。

含み益のイメージは・・・

スワップポイントと建玉(ポジション)が一心同体。です!

ポジションが決済されるまで、未実現損益として評価の対象となります。

未確定扱いのため、税金対象になりません。

選択型含み益のスワップポイントとは?

まだあるの?!

ここまで確定益と含み益を確認しました。

ただ、もう1点押さえておきたい大事なポイントがあるんです。

それが、「選択型含み益」です。

上手に使いこなせば、きっとあなたの味方になってくれると思います。

選択型含み益のイメージは・・・

原則含み益。ただ、希望すれば確定益にできる。です!

原則含み益(税金回避)で、スワップポイントを貯められます。

しかし必要に応じて、任意のタイミングでスワップポイントのみ決済可能。

「ユーザーの都合」で、税金発生時期をコントロールできます。

確定益と含み益のメリット・デメリット

結局どのタイプが有利なの?

実は、確定益・含み益・選択型含み益は、単純に優劣を決められません。

それぞれの特徴を把握した上で、どのタイプを利用するのかイメージを膨らませていきましょう。

順にメリット・デメリットを確認していきます。

確定益のメリット・デメリット

確定益のメリット
・好きなタイミングで現金を引き出せる
・税金の計算が簡単
確定益のデメリット
・複利運用では、含み益に比べ若干効率が落ちる
・決済、未決済に関わらず、スワップポイントは課税対象となる
確定益は、こんな人におすすめ
・定期的に現金を引き出して使いたい
・毎年の確定申告は、迷わずさっさと終わらせたい

確定益の強みは、何も操作しなくても現金残高が増えていくところです。

定期的に現金を引き出すのであれば、選択(操作)する手間が省けるのはメリットと言えると思います。

含み益のメリット・デメリット

含み益のメリット
・確定益に比べ、複利運用の資金効率が良い
・税金の計算が簡単
含み益のデメリット
・決済しないとお金を引き出せない
・別口座へスワップポイントを移しての複利運用ができない
含み益は、こんな人におすすめ
・当面の間、引き出す予定がない資金を運用する
・できるだけ資金効率よく運用したい

含み益の強みは、決済するまで納税しなくてよいことです。

引出はできませんが、証拠金として加算扱いとなるので、複利運用のポジションを持つことができます。

税金を気にせず、じっくり資金を育てたい方にピッタリです。

選択型含み益のメリット・デメリット

選択型含み益のメリット
・原則含み益として、効率よく運用できる
・必要なときだけ確定益として、現金を引き出せる
選択型含み益のデメリット
・確定益にする際に、毎回操作するのが面倒
・納税時に計算が煩雑になる可能性がある
選択型含み益はこんな人におすすめ
・突発的な出費が発生するかもしれないので心配
・状況の変化によって口座を変えるのは面倒

選択型含み益の強みは、状況によって臨機応変に対応できるところです。

もしかして、スワップポイントだけ引き出す必要がでてくるかもしれない。

という場合は、心強い味方になってくれるかもしれません。

ここまでは、確定益・含み益・選択型含み益のポイントを確認しました。

FX会社別でスワップポイントの取り扱いを比較

確定益と含み益については、バッチリ分かったよ。
それで、結局どこのFX会社を利用すればいいの?

ここからは、各FX会社の取扱い方をチェックしていきましょう。

スワップポイントが確定益のFX会社

ここでは、スワップポイントが「確定益」になるFX会社を確認します。
設定不要で、毎日現金残高が増えていく口座はコチラです。

セントラル短資FX

以下は、セントラル短資FX(FXダイレクト+)からの引用。

Q、建玉を決済しなくても、受け取ったスワップポイントを出金できますか?

A、できます。建玉を決済しなくても、発生したスワップポイントは取引口座内に反映されるため、相当額を出金することができます。

GMOクリック証券

以下は、GMOクリック証券(FXネオ)からの引用。

Q、FXネオ取引において、建玉を決済しないまま累積したスワップポイントを出金することは可能ですか?

A、可能です。
建玉を保持し、ニューヨーククローズを迎えると、スワップポイントが余力に発生いたします。
現金として授受できるのは反映処理の終了後(ニューヨーククローズ後1時間程度)となります。

YJFX!

以下は、YJFX!からの引用。

Q、未決済ポジションのスワップポイントを出金することはできますか?

A、はい、できます。
外貨exではポジションを決済しなくても、ニューヨーククローズをまたぐ度に、スワップポイントを直接資産へ反映しています。
資産に反映されたスワップポイントにつきましては、出金依頼を行っていただくことにより、ご登録されている出金口座に出金することが可能です。

インヴァスト証券

以下は、インヴァスト証券からの引用。

Q 、【共通】スワップポイントだけを出金することはできますか?

A、トライオートFX、シストレ24、FX24
はい、スワップポイントだけを出金することができます。

スワップポイントが含み益のFX会社

ここでは、スワップポイントが「含み益」になるFX会社を確認します。
決済するまで税金が発生しない口座はコチラです。

FXプライムbyGMO

以下は、FXプライムbyGMO(選べる外貨)からの一部引用。

Q、スワップポイントについて、詳しく教えてください。(『選べる外貨』) 

●受取ったスワップポイントを出金することはできますか?
スワップポイントは、ポジションを決済したときに、初めて実現損益としてお客様の外国為替取引口座に計上されます。
スワップ収益を決済前に出金することはできません。
※ただし、受け取ったスワップポイントは保証金として再投資することができます。

マネックス証券(FX PLUS)

以下は、マネックス証券(FX PLUS)からの一部引用。

Q、FX PLUSは、スワップポイントのみを出金することができますか?
また、スワップポイントを使って新たな取引を行うことは可能ですか?

A、発生したスワップポイントは取引している建玉の「評価損益」に反映するため、取引している建玉のスワップポイントだけを出金することはできません。

また、建玉の「評価損益」はFX PLUSの取引余力に反映するため、スワップポイントを必要証拠金として使い、新規建ての注文を発注することができます。

アイネット証券

以下は、アイネット証券(ループイフダン)からの引用。

Q、「FX」で発生した利益は課税対象?

A、「FX(店頭外国為替証拠金取引)」で発生した利益は「雑所得」扱いとされ、課税の対象となります。
ただし、課税の対象となるのは、あくまで反対売買などの決済によって1年間に確定した売買益(スポット益およびスワップ益の合計から売買手数料を差し引いたもの)のみとなっております。
したがって、仮に前年中に成立した新規ポジションであっても、年を越したポジションの含み益(未確定損益)に対しては、スワップポイントを含め一切課税されることはありません。

外為オンライン

以下は、外為オンラインからの一部引用。

Q、スワップポイントは日々口座資産に反映されますか?

A、スワップポイントは含み益として、「3.預り評価残高」、及び「6.有効証拠金」に反映され、ポジションを決済した際に口座資産に計上されます。

ひまわり証券

以下は、ひまわり証券からの引用。

Q、保有中のポジションは課税対象となりますか?

A、スワップポイントは、対象となる保有ポジションを決済した際に、はじめて課税対象となります。保有ポジションに発生するスワップポイントは、「含み益」扱いとなりますので、課税の対象とはなりません。

くりっく365

以下は、くりっく365(取引所為替証拠金取引)からの引用。

Q、スワップポイントだけを引き出すことはできますか?

A、くりっく365では、建玉を転売買戻し後、決済日を迎えた時点で、スワップポイントの引き出しが可能となります。
したがって、転売買戻しを行わずに建玉を保有したままで、スワップポイントを引き出すことはできません。

スワップポイントが選択型含み益のFX会社

ここでは、スワップポイントが「原則含み益」になるFX会社を確認します。
含み益のスワップポイントを、必要に応じて確定益にできる口座はコチラです。

ヒロセ通商

以下は、ヒロセ通商(LION FX)からの引用。

Q、スワップポイントは日々、預託証拠金に反映されるのですか?

A、預託証拠金には反映されません。
ポジションを決済した時に預託証拠金に反映されます。
または、ポジションを維持したままスワップポイントのみを確定する「スワップ振替」を利用した場合も 預託証拠金に反映することができます。
なお、評価損益として計上されている状態でも証拠金として新たなポジションの保有に利用することは可能です。

JFX

以下は、JFXからの引用。

Q、未決済のスワップポイントだけを出金することはできますか?

A、できます。 ※別途出金方法の解説ページ有り。

Q、スワップポイントは日々口座資産に反映されますか?

A、スワップポイントは決済するまでは未実現損益として扱われるため、口座資産(預託証拠金額)には反映されません。
ただし、含み益として日々有効証拠金額に反映されるので、新規注文の取引証拠金(必要証拠金)に充当することは可能です。

みんなのFX・LIGHT FX

以下は、みんなのFXLIGHT FX(トレイダーズ証券)からの引用。
LIGHT FX(トレイダーズ証券)も同様の取扱いとなります。

Q、ポジションの決済をせず、スワップポイントのみ受取ることはできますか?

A、スワップポイント発生元のポジションを決済する前でも、受取りができます。
また、ポジション照会から「スワップ受取」をクリックすると、受取りした分のスワップポイントは、FX口座の振替可能額へ反映されます。
振替可能額へ反映されたスワップポイントは、FX口座から入出金口座へ資金振替後、出金予約を行っていただくことにより、ご登録されているお客様の金融機関口座へ出金することが可能です。
※出金予約は、1 回あたり2,000 円以上の金額とさせていただきます。全額出金請求の際は、この限りではありません。

マネーパートナーズ

以下は、マネーパートナーズ(パートナーズFX、nano)からの引用。

Q、建玉を決済せずにスワップ益のみを受け取ることはできますか?

A、パートナーズFX・パートナーズFXnanoともに、クイック発注ボードの「建玉照会」⇒「スワップ受取」より可能です。
なお、スワップ受取をされた場合、スワップ益は課税対象となります。

マネースクエア

以下は、マネースクエア(マネースクエアFX)からの引用。

Q、未決済ポジションのスワップは課税対象となりますか?

A、スワップ振替をした場合には課税の対象となります。
マネースクエアFXでは、ポジションに対して日々発生するスワップは有効証拠金に反映されます。
当該スワップの振替を行い預託証拠金に反映された場合には売買差損益と同様に実現損益となり、雑所得として課税対象となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はスワップポイント反映の性質や、税金が発生するタイミングを確認してきました。

運用資産の金額が大きくなると、より税金を意識しての対応が求められてきます。

今後は、確定益・含み益・選択型含み益を考慮して、お気に入りの証券会社の利用をご検討になってはいかがでしょうか。

※最新のスワップポイントランキングは別記事にてご案内しています。
【最新】メキシコペソ、トルコリラ、南アランド、スワップポイント比較ランキング

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