アークナイツとブルーアーカイブ、エーテルゲイザーは、どこが似ていて違うのか?
そんな疑問をお持ちの方も、いらっしゃるだろう。
そこで今回は、3タイトルを比較して、似ている点と異なる点を整理してみた。
ゲームプレイ前の参考情報としてご活用いただきたい。
アークナイツとブルーアーカイブ、エーテルゲイザーを比較してみた
※以下、各タイトルは略称表記とする。
アークナイツ:アクナイ
ブルーアーカイブ:ブルアカ
エーテルゲイザー:エテゲザ
ざっくりとした特徴は、以下の通り。
アクナイ:本格派のタワーディフェンス。やり込み要素が豊富。
ブルアカ:ライトなセミオートバトル。キャラと世界観が印象的。
エテゲザ:高速な3Dアクションバトル。連携奥義が強力。
※各タイトルの基本プレイは無料。
この記事では、以下の予定で比較を進めていく予定だ。
・ゲーム概要
・世界観
・キャラクター
・バトル要素
ゲーム概要を比較
アクナイ | ブルアカ | エテゲザ | |
開発 | Hypergryph | NEXON Games | Yongshi |
運営 | Yostar | Yostar | Yostar |
ジャンル | タワー ディフェンス | 学園×青春×物語 RPG | ハイスピード 爽快3Dアクション |
対応機種 | iOS、Android | ||
プレイ人数 | 1人(マルチプレイ要素なし) | ||
サービス開始 | 2020年1月16日 | 2021年2月4日 | 2023年5月23日 |
ボイス | バトル+α | バトル+α | フルボイス |
ガチャ | キャラのみ | キャラのみ | キャラと武器 |
最高レア確率 | 2% | 3% | 1.6% |
ガチャ10連 | 約4,000円 | 約2,600円 | 約4,000円 |
まずはゲーム概要を比較してみよう。
ゲームジャンルとしては、三者三様である。
アクナイはタワーディフェンスなので、戦略性が高いリアルタイムシミュレーションだ。
ブルアカはRPGとなっているが、バトルはセミオートのガンアクションといった感じ。
エテゲザは文字通り3Dアクションで、素早く回避したりスキルを叩き込んでいく。
ボイスについては、各タイトルで違いが見られた。
アクナイではバトル中や基地といった、限られたところのみで聞くことができる。
ストーリーは、延々とテキストを読むイメージ。
ブルアカもアクナイと似た印象だが、オープニングは結構なボイスパートがあった。
その後のストーリーではテキストとなるが、程よい長さの印象。
エテゲザはこだわりのフルボイスだ。とにかく、よくしゃべってくれる。
ストーリーではメインキャラはもちろん、モブキャラまでしっかりしゃべる徹底ぶり。
ガチャについては、概要だけに留めておくことにする。
タイトルによって、「天井」や「すり抜け」の扱いが異なるので、必ずしも上記の一覧の要素だけでは判断できない。
気になった方は、直接ゲーム内でチェックして欲しい。
世界観を比較
世界観は、タイトルのイメージを決定付けるため、重要な要素と言えるだろう。
各タイトルの世界観を、ざっくり整理してみよう。
アクナイ:イメージとしては「北斗の拳」のような、まさに世紀末といった感じ。
死に至る、謎の感染症が世界に広がり、多くの人々が苦しんでいる。
そこへ主人公であるドクターが、さまざまな戦いをくぐり抜けながら、感染症の治療薬の開発を目指していくことになる。
ストーリーでも、モブキャラからメインキャラまで人が死んだり、殺されるシーンが多い。
そのため、ダークファンタジーを好むユーザーは、より楽しめるだろう。
ブルアカ:イメージとしては「とある魔術の禁書目録」のような、学園都市が舞台となる。
何千もの学園が集まった都市では、何かしらの事件やトラブルが発生している。
そこへ主人公である先生が、生徒たちと戦いを繰り広げ、問題解決を目指すことになる。
ストーリーでは、ラーメン屋が破壊されることもあるが、人が死ぬような残酷なシーンはない。
ゆるふわな学園生活を、気軽に楽しみたいユーザーにおすすめだ。
エテゲザ:イメージとしては「攻殻機動隊」のような、近未来的な世界観だ。
人類に害を及ぼすモンスターによって、人類存亡の危機になろうとしている状況。
そこへ主人公であるアドミンが、モディファイア(アンドロイドのような存在)たちを指揮して、モンスターと戦うことになる。
ストーリーで戦う敵は、純粋なモンスターだけではなく、知能レベルの高い人型タイプも存在する。
サイボーグやアンドロイドなど、SFっぽいストーリーを好むユーザーに向いているだろう。
キャラクターを比較
たった1人のキャラクターで、タイトルの売上が大きく左右される!
そんなことも珍しくないのがソシャゲ業界だ。
各タイトルが、キャラをどのように表現しているのかを比較してみよう。
アクナイ:女性キャラが多めだが、男性キャラも存在する。
基本はイラスト絵で、一部のキャラはLive2Dにて表示できる。
ストーリーでは残酷で過酷な展開が続くが、強そうなイメージのキャラだけではない。
ガチャの回転率を上げる力を持った、人気キャラも存在する。
バトル中では、コミカルだが意外と表情豊かなSDキャラとなる。
スキンを装着すると、バトル中のSDキャラも変わるため、違いを楽しめるのもポイント。
ブルアカ:学園モノなのに、何故か男性キャラは存在せず、女性キャラのみとなる。
アクナイと同じく、基本はイラスト絵だが、一部のキャラはLive2Dの表示ができる。
登場キャラは学園モノらしく、ほぼ女子高生っぽいイメージだ。
しかし、各キャラとも個性が際立っているので、飽きが来ないよう工夫されている。
バトル中では小さなSDキャラとなるのだが、ほとんどが後ろ向きとなる。
ただ、バトル開始前とリザルト画面では、大きめのSDキャラが表示される。
エテゲザ:女性キャラ中心だが、男性キャラも存在する。
ストーリーの挿し絵を除くと、キャラはほぼ3Dモデルで表示される。
各キャラは、所属している組織によってイメージが大きく異なる。
サイバーチックであったり、忍者や侍っぽいキャラまで様々だ。
バトル中でもSDキャラにはならず、リアル等身の3Dキャラ表示となる。
3Dバトルがメインのタイトルのため、キャラ表示は3Dにこだわった印象だ。
バトル要素を比較
面白いゲームなのかを決定付ける要素、と言っても過言ではないのがバトル要素だ。
各タイトルのバトル要素について、特徴を整理しておこう。
アクナイ:画面固定の、見下ろし型のフィールドが特徴。
マップ上に、コストを消費して味方キャラを設置していく。
そして、敵を倒して自陣に入るのを防げばクリアとなる。
敵の流れや特徴を掴み、マップギミックを活用することが勝利のカギとなるのだ。
スタミナの消費は、スキップ機能がないため、周回に時間がかかる。
しかし、クリア済みのステージは「オート周回」が可能なため、労力は少なめで済む。
ブルアカ:アクナイと同じく、画面固定の見下ろし型のフィールドが特徴。
ステージ開始より、キャラは自動的に出撃してオートで敵を攻撃する。
敵を倒すと画面がスクロールして、キャラが前に進んでいくイメージ。
通常攻撃はオートだが、タイミングよくスキルを使うと、バトルを有利に進められる。
スタミナの消費については、とても優秀だ。
クリア済みのステージでは、スキップ機能が使えるので利便性が高い。
エテゲザ:カメラは上下は固定で、左右に自由に動かせるのが特徴。
3人PTのうち、リーダーのみをマニュアル操作して、残りの2人はオートバトルとなる。
素早くスキルを叩き込み、敵の赤床をジャスト回避できるかが重要となる。
PT編成によって使える連携奥義は強力なので、意識して編成するとよいだろう。
スタミナの消費については、難易度が高めだ。
スキップやオート周回機能は存在しないため、毎回マニュアル操作で消化する必要がある。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はアクナイとブルアカ、エテゲザを簡易的に比較してみた。
似ている点もあったが、バトル要素など、異なる点が伝わったのであれば幸いだ。
比較してみると、各タイトルのコンセプトがはっきりと見えてきた。
アクナイ:戦略を練るのが好きで、トコトンやり込みたいプレイヤー向け。
逆に、本格的すぎるゲーム性のため、ライトプレイヤーには不向き。
ブルアカ:バトルはほどほどに、推しキャラとの交流を楽しみたいプレイヤー向け。
セミオートバトルやスキップ機能があるため、サブゲームとしても続けられる。
エテゲザ:3Dバトルもウリだが、フルボイスのストーリーが好みのプレイヤーにおすすめ。
攻撃と同じぐらい重要な、ジャスト回避を使いこなせれば、クセになるかもしれない。
今回の比較レビューは以上である。
良質なゲームとの出会いの参考になれば幸いだ。
この記事で使用している画像は、Hypergryph、株式会社Yostar に帰属しています。
©2017 Hypergryph Co.,Ltd. ©2018 Yostar,Inc.
この記事で使用している画像は、NEXON Games / 株式会社Yostarに帰属しています。
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