【OS込み10万円以下】ブルプロ用ゲーミングPCのパーツ構成【ブループロトコル#22】

BLUE PROTOCOL
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・ブループロトコルが気になる。
・ゲーミングPCを持っていない。

・自作でお得にゲーミングPCをゲットしたい。
という方に向けての記事となります。
今回はBLUE PROTOCOL(ブルプロ)を、快適にプレイできるゲーミングPCの、パーツ選びについてご紹介します。

【OS込み10万円以下】ブルプロ用ゲーミングPCのパーツ構成

ブルプロってグラフィックがキレイだし、気になってるんだよね。

たしかに、何かの劇場版アニメと見間違うぐらいのクオリティですよね。

でも、今までソシャゲとかSwitchばっかりで、PCは持っていないんだ。

ブルプロはクオリティ重視のタイトルですから、原則ゲーミングPCが必要ですね。

普通のPCじゃダメなのかな?

恐らくまともに動かないので、普通のPCではキビシイですね・・・

そっかぁ。そもそも、普通のPCとゲーミングPCって何が違うの?

色々ありますが、一番の違いはグラボ(グラフィックボード)の有無です。

なるほど。そのグラボっていうのが結構「お高い」のね?

まぁ、そうなりますね。グラボの価格が、一式の中で一番高価なパーツとなります。

ちょっと調べてみたんだけど、ゲーミングPCってやたらと高いよね。
20万円とか30万円とか、そうカンタンには用意できないんだが・・・

ゲーミングPCもピンからキリまでありますので、もっと安くゲットできる方法もありますよ!

えっ!?そうなの?

はい。その方法は、完成品を買うのではなく、自作することです。
しかも機能を調整することで、格安でゲーミングPCをゲットできます!

何それ!その辺をもっとkwsk!

あえて「フルHD」「高画質」を狙う

パーツ構成をご紹介する前に、最低限知っておきたいことをお伝えします。
つまり、どのぐらいの性能(戦闘力)を持ったPCなのか、ということです。

ブループロトコルを快適にプレイできるのか、確認するツールとして、ベンチマークソフトがあります。
ベンチマークをすると「スコア」や「平均FPS」などの結果が確認できます。

※利用方法などは、以下の別記事にて詳しく解説しています。
ブルプロのベンチマークのやり方と計測結果について

ブルプロを快適にプレイできる目安は、以下の2点です。

・スコア10,000以上(極めて快適)。

・平均FPS100以上。

これらを満たせれば、プレイ中にカクついたり、重いと感じることが少なくなります。

そしてベンチマークは、以下の設定をしてから計測します。
※細かいところは省略しています。

・解像度フルHDWQHD4K
・画質低画質中画質高画質最高画質

解像度も画質も、右側にいくほどハイスペックとなります。
つまり、高性能なゲーミングPCが必要。ということです。

ここで、お値段についても少しだけ触れておこうと思います。
単にゲーミングPCは高いとか、そういうことではありません。
ブルプロをどの解像度で、画質を何にすると「いくらのPC」が必要なのかということです。

筆者の独断ですが、ざっくりとした価格表は以下の通り。
※分かりやすくするために、あえて完成品にしています。

完成品のゲーミングPCの相場(ブルプロ視点)
・フルHD+高画質約15万円
・フルHD+最高画質
・WQHD+高画質
約20~25万円
・WQHD+最高画質
・4K+高画質
約30~35万円

この一覧を見ていただくと、フルHDでも高画質と最高画質では、金額が大きく開いているのが確認できると思います。

ポイントは「画質の差に、いくらまでなら許容できるのか」です。
当然、最高画質の方がキレイです。
ただ、そのために高額な出費に踏み切れるのかが問題です。

ここで、1つのサンプル動画をご覧いただければと思います。
画質が「高画質」のブルプロのプレイ動画です。

この動画は、できるだけPCやテレビなどでフルサイズにしてご覧下さい。
フルサイズにしてから画質が安定するまで、少しだけ時間がかかると思います。
※この動画の解像度はWQHDです。(4Kモニターでは少々荒い表示になります。)

実際に、画質を確認していただいて、いかがでしょうか?
筆者は、高画質と最高画質を両方とも試してみました。
しかし、違いが分からないくらい、高画質でも「十分なクオリティ」だったのです。
※画質の違いは、ベンチマークでもじっくり確認できます。

もちろん、画質の見え方には個人差があります。
そのため、サンプル動画を見ていただきました。

ここまで、とても長い前置きになってしまいましたが・・・

あえて、フルHD+高画質を狙うのがおすすめです。

理由は、コスパが最高だからです。
特に、初めて自作PCを組む方には最適だと思います。
ここまで、前提となる情報をご紹介しました。

予算10万円以内でゲーミングPCを組む

ようやく、パーツ構成をご紹介できるところまで来ました!
先ほどはフルHD+高画質でも、完成品では約15万円かかるとお伝えしました。
※決算セールとか、在庫処分セールでは、もう少し安くなる場合もあります。

15万円でも、結構お高いと思います。
そこで、少しでもお得にゲーミングPCをゲットするには、自作がおすすめです。
今回ご紹介する構成ですと、OS込みで10万円以内で済みます。

しかし、安かろう悪かろうと思われるパーツは使いません!
信頼できるメーカーのパーツだけを、チョイスしています。

10万円ゲーミングPCのパーツ構成価格
CPUAMD Ryzen 5 550014,230円
グラボAMD Radeon RX 660034,980円
メモリDDR4 8GB×2枚3,982円
ストレージNVMe M.2 SSD 1TB7,000円
マザーボードGIGABYTE B550M11,980円
電源Thermaltake 500W5,980円
PCケースThermaltake Versa H174,261円
OSWindows11 Home15,800円
合計金額98,213円

※各パーツの価格は、記事作成時点のものです。
※各パーツのリンク先は、Amazonの商品リンクです。
※上記以外に、モニター・キーボード・マウスなどが必要です。

この構成であれば、フルHD+高画質の設定で、快適なブルプロ生活を迎えていただけると思います。

今回の構成の中でポイントなのは、グラボとストレージです。

グラボは新型のRX7600ではなく、RX6600にしています。
理由は、コスパが良いからです。

仮にRX7600にしますと、1万円ほど価格がアップします。
しかし、画質を最高画質にできるほどのパワーアップはしません。
性能は若干アップしますが、ブルプロの環境で考えますと、劇的には変わりません。
※考え方は、RX6600(無印)をRX6600XTにするのと同じです。

また、NVIDIAのGeForceを採用しなかった理由についても触れておきます。
ズバリ、コスパが良くないからです。(あくまで筆者の個人的意見です。)
同じぐらいの性能でAMD製と比較しますと、AMD製の方が割安な印象です。

ストレージ(SSD)についてもイチオシポイントをご紹介します。
今回採用しましたSSDには、DRAMが搭載されています。

DRAMとは、データをより速く、スムーズにやり取りするための機能です。
詳しくは別記事のSSDにDRAMやHMBは必要なのか?にて解説しています。
興味のある方はご一読ください。

近年のSSDではコストカットのために、DRAMを非搭載にしているケースが珍しくありません。
DRAMレスのSSDでは、データの保存量が増えるほど、読み書きの速度が大きく低下する可能性があります。
そのため、SSDはDRAM搭載のものがおすすめです。

・安いWindowsは存在しない。
初めて自作をする方向けに、1つだけ注意点があります。
ゲーミングPCに必須であるWindowsですが、ネット検索すると、価格が安いものが見つかることがあります。
しかし、その安いWindowsは「99%不正品」です。
絶対に買ってはいけません。
必ず正規品をお求めください。
不正品を購入した場合、犯罪に加担することに加えて、最悪Windowsの認証も通らないこともあり得ます。
例えばAmazonで注文する場合は「出荷元がAmazon」になっていれば信頼性は高いと思います。

フルHD+最高画質が快適なパーツ構成

ここまでは、フルHD+高画質を前提に、10万円以内のゲーミングPCの構成をご紹介しました。
しかし、それでも最高画質でブルプロを楽しみたい!という方もいらっしゃると思います。

そこで、参考にフルHD+最高画質に相応しいパーツ構成もご紹介します。
※WQHD+高画質でも、快適にブルプロをお楽しみいただけます。

フルHD+最高画質が快適なパーツ構成価格
CPUAMD Ryzen 7 5700X25,400円
CPUクーラーThermalright AssassinX2,299円
グラボAMD Radeon RX 6700XT52,580円
メモリDDR4 16GB×2枚7,980円
ストレージNVMe M.2 SSD 1TB10,980円
マザーボードASRock B550M16,582円
電源玄人志向 650W7,564円
PCケースThermaltake Versa H184,409円
OSWindows11 Home15,800円
合計金額143,594円

※各パーツの価格は、記事作成時点のものです。
※各パーツのリンク先は、Amazonの商品リンクです。
※商品によっては画面内のクーポンを利用すると、割引になる場合があります。

最高画質では要求されるスペックが高めなので、全体的にパーツの水準を上げています。
特にポイントになるのは、CPUとグラボです。

CPUは、6コアから8コアへパワーアップしています。
ブルプロ公式の最高画質の推奨は、Ryzen7 5800Xですが、5700Xでも十分に役割を果たせますので問題ありません。
※5700Xは、5800Xをより低電力・低発熱で扱いやすくした、後継製品のような位置付けです。

グラボは、ビデオメモリが8GBから12GBへパワーアップしています。
ビデオメモリが増えれば、高負荷がかかっても、安定した力が発揮できます。
※ちなみにRX7600のビデオメモリは8GBなので、最高画質をプレイするには非力なのです。

また、ベースのパワーも上がっているので、解像度をWQHDの高画質でも快適なプレイが可能です。
しかし最高画質にすると、スコアは極めて快適ですが、平均FPSは100には届きません。
※WQHDでも最高画質にしたい場合は、RX6800XTが必要になるでしょう。

自作PCが不安な場合

ここまでは、コスパ重視の自作PCのパーツ構成についてお届けしてきました。
しかし、初めての自作PCは、何かと不安がつきまといます。

実際、筆者も初めてPCを自作した時は、結構失敗しました(笑)
それでも、プラモデルを作るのが好きな方は向いていると思います。

参考ですが、筆者がPCを自作した様子などを記録にまとめてありますので、必要に応じてご一読ください。

・自作PCの組み立て方の確認はこちら
コスパ重視のゲーミングPCを組む「組み立て・セットアップ編」

・自作PCのパーツの選び方の基礎知識を確認したい方はこちら
初心者でも失敗しない自作PCのパーツ選びや構成まとめ

・格安PCケース付属のファンから異音がしてきたら・・・
ケースファンの交換・増設はゲーミングPCの性能に影響するのか検証してみた

・SSDを増設したら、Windowsで認識してくれない!という方はこちら
認識しないSSDをフォーマットして使えるようにする方法

・メモリの周波数について気になる方はこちら
メモリの性能を引き出すためにUEFIからXMP設定を読み込む方法

・自宅のネットスピードが遅いので何とかしたい!という方はこちら
NURO光は遅いのか?実際に申し込んで通信速度の計測までしてみた

・高速WiFi通信に興味のある方はこちら
WiFi6対応の無線LAN子機「WI-U3-1200AX2」をレビュー

すべて読む必要はありません。
気になったものだけ、参考にしていただければ結構です。

それでも自作PCを避けたい場合は・・・

自作PCは、作ること自体も楽しんでやれるのが一番で、無理してやることではありません。
単純にブルプロを楽しみたい場合は、完成品を買うほうが早いです。

そこで、参考に完成品のゲーミングPCについても、少しだけ触れておきたいと思います。
ポイントは、あえて最新のパーツを使っていない「型落ち品を狙え!」となります。

お得なゲーミングPCを厳選した結果は以下の通り。
BTOメーカー「FRONTIER(フロンティア)」のゲーミングPCです。
とにかくコスパ重視な点が、好感度高い!

搭載しているCPUとグラボは以下の通り。
CPU:AMD Ryzen 5 5600X
グラボ:NVIDIA GeForce RTX 3060
上記のスペックがあれば、フルHD+高画質で快適にブルプロを楽しめます。

詳細を確認する

上記のリンクより、詳細スペックなどが確認できます。
注文時に、SSDを1TBにカスタマイズするのがおすすめです!

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、コスパ重視の自作PCついてご紹介しました。

初めて自作PCにチャレンジするのは、少しだけ勇気がいるかもしれません。
手間もかかりますし、トラブルは自己責任なので、リスクもあります。

しかし、慣れてしまうと楽しいものです。
欲しい機能をピンポイントでパーツ選びができるのは、大きなメリットです。

さらに、自作PCのパーツ価格は、それこそ毎日のように変動します。
そのため、掘り出し物に巡り会える可能性があるのも魅力です。

当然自作しますと、内部も良く分かっていますので、メンテナンスもしやすいです。
結果、完成品のゲーミングPCを買うよりも、長持ちする可能性は十分にあります。

ぜひ、納得感のあるゲーミングPCをゲットして、ゲーミングPCだからこそ体感できるブルプロの魅力に触れていただければ何よりです。

今回はここまでとなります。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは良いブルプロライフを!

この記事で使用しているブルプロの画像は「株式会社バンダイナムコオンライン」「株式会社バンダイナムコスタジオ」に帰属しております。
©BANDAI NAMCO Online Inc. ©BANDAI NAMCO Studios Inc.

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