【初心者向け】仮想通貨はどんな仕組みで動いているのか

仮想通貨全般
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この記事は、仮想通貨(暗号資産)について解説しています。

・仮想通貨はどんな仕組みで動いているんだろう?

と思ったことはないでしょうか?

仮想通貨は目に見えませんし、なんとなく不安でとっつきにくいですよね。

ただ、仮想通貨は既存の法定通貨とは決定的に異なる点があるんです。それは・・・

銀行を介さない「非中央集権」だということです。

この記事では、仮想通貨がどのような仕組みで動いているのかを解説していきます。

予備知識ナシでも理解できるよう、分かりやすく解説しているのでご安心ください!

記事を読むたった数分くらいで、仮想通貨の仕組みがざっくり分かります。

【この記事から得られること】

・仮想通貨が「非中央集権」であることが理解できます。

仮想通貨はどんな仕組みで動いているのか

銀行振込のご経験のある方は多いと思います。

振込をした時刻が15:00を経過したため「翌日扱い」になり、ガッカリした記憶はないでしょうか。

「ルールだからしょうがない?」と思われがちですが、仮想通貨では全く異なるんです。

これまでの常識がひっくり返るような仕組みで仮想通貨は動いています。

具体的に既存の送金と何が違うのか、チェックしていきましょう!

【この記事のポイント】

・中央集権(法定通貨)と非中央集権(仮想通貨)は明らかに異なる。

中央集権と非中央集権について

漢字が多くなると、とたんにとっつきにくい印象になってきますよね・・・

でも、心配はいりません。

1つずつ分解して確認していきましょう!

 

仮想通貨の仕組みを理解するには、既存の法定通貨の仕組みと比較すると分かりやすいです。

キーワードは、「中央集権」「非中央集権」です。

まずは、それぞれの言葉の意味を確認しておきます。

・中央集権⇒権限や財源が一部に集中している。

・非中央集権⇒権限や財源が分散化されている。

無理やり短くまとめると上記のような認識です。

中央集権については、特に国家の枠組みなどで「中央集権国家」と表現されます。

行政や政治が中央政府に一元化されているというイメージです。

これは、「お金の流れ」にも影響があります。

 

そもそも中央集権の場合は、お金の流れはもちろんですが「お金の発行」も国家が関わります。

市場に流通するシステム+お金の流通量も国家が管理するのが中央集権と言えるのです。

 

比べて非中央集権は、国家は全く関わりません。

インターネットの環境さえあれば、お金の流れは自由です。

通貨の発行量もあらかじめ決まっています。

後から誰かの意思によって変更されることは原則ありません。

中央集権のイメージ

ここからは図を参考に中央集権の「お金の流れ」をイメージしていきましょう。

ポイントは「中央集権」と「非中央集権」を比較し、違いを押さえることです!

中央集権的なお金の流れは、上記のように馴染み深いですよね。

ポイントは、例外なく「必ず銀行を介する」ことにあります。

日本円やアメリカドルなどの法定通貨は、どうあがいても必ず銀行が関与しているんです。

中央集権の問題点
・送金速度が遅い
⇒特に複数の銀行をまたいだり、海外送金をすると相当な時間を要する。

・送金手数料が
高い
⇒ネットワーク維持管理や、手続きする担当者の人件費などが利用者にのしかかる。

非中央集権のイメージ

続いて非中央集権を図で解説していきます。

中央集権と異なる点に注目してください。

非中央集権のポイントは「銀行を介さない」ところです。

インターネットに接続さえしていれば、誰でも利用できます。

また、権力が「分散化」されていますので、国家の概念もありません。

どんなに離れていても「素早く」送金できるのが魅力的です。

 

「インターネットって、改ざんとかハッキングは大丈夫なの?!」と思われるかもしれません。

しかし、仮想通貨の履歴はどこかのサーバーに記録されてるわけではありません。

インターネット上の台帳に記録されているんです。

つまり、世界中の多くの方と唯一の正しい履歴を「共有」していることになります。

そのため、改ざんしようとしても、一部の履歴だけでは不正は成り立たない仕組みになっています。

●非中央集権の問題点
・送金先アドレス間違いで通貨を失う可能性
⇒アドレスは手打ちせず、コピペやQRコードを読み取るなどしてトラブルを回避する。

・通貨自体のセキュリティは強固だが、取引所での懸念点
⇒取引所によってはセキュリティ管理が甘い可能性があるため、仮想通貨を取引所に預けたままにせず、マイウォレットに移動させるなどの管理が求められる。

仮想通貨には気を付けておきたい点もあります。

上記で触れました「アドレス」は英数字混合の長い文字の羅列です。

直打ちしますとアドレスを間違って送信してしまう可能性があります。

もし間違って送信してしまうと、あとで取り返すのは難しくなります。

ここは、管理者不在のデメリット面の影響があるので注意しましょう。

 

又、仮想通貨の取引所は対策を怠っている訳ではありません。

ハッキングされないよう対策を取って、しっかり運営しているところが多いと思います。

しかし、ハッカーとの戦いはまさに「イタチごっこ」です。

もしものことがあっても、巻き込まれないように自分で用意したウォレットにて保管しておくことが望ましいです。

まとめ

今回は仮想通貨の仕組みについて確認してきました。

銀行を介さず送金できる現実があることに、驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、日本では銀行があるのが当たり前な状況ですが、世界を見るとそうではありません。

 

特にアフリカ全般では、銀行口座自体を持てない人が数えきれないほど存在しています。

仮想通貨は、それらの人々の「財産を保管する財布」になりえる可能性を持っています。

スマホ1つで状況が変えられるのは、とても魅力的ですよね。

 

今後、技術がますます進歩を続ける仮想通貨から、目が離せません。

正しい知識を身に付けて、仮想通貨を「賢く利用」していきたいですね。

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